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パリ落選から3日...伊藤美誠、世界選手権代表の公開練習に参加、笑顔でリスタート 五輪補欠は消極姿勢

[ 2024年2月8日 12:35 ]

取材に応じる伊藤美誠(撮影・小海途 良幹)
Photo By スポニチ

16日に開幕する卓球・世界選手権団体戦(韓国・釜山)の日本代表の公開練習が8日、都内の味の素ナショナルトレセン(NTC)で行われ、パリ五輪の代表から落選した女子の伊藤美誠(23=スターツ)が参加した。

パリ五輪の代表は5日に発表され、女子シングルスで既に代表を決めていた早田ひな(23=日本生命)、平野美宇(23=木下グループ)に続き、団体メンバーとして張本美和(15=木下グループ)を選出。伊藤は落選から3日後、初めて公の場に登場し、笑顔も見せていた。

女子日本代表の渡辺武弘監督は5日に伊藤について「彼女は日本の卓球界の宝」とし、「本人が心身ともに休養が必要なのか、すぐにアクセル全開でいけるのか分からないけど。また磨きをかけて出てくることは間違いない」と話していた。8日の練習前には渡辺監督と伊藤が言葉をかわすシーンも。コートには入らず、別メニューでの調整となった。

練習後は取材に応じ、「今回、五輪とか選考レースを終えてからの世界選手権。久々にみんなが穏やかになっていて、新しいチームジャパンになるのかなと思う。どの試合に出るかも分からないけど、私自身も、出場した試合に責任を持って、目いっぱい楽しみたい。目標は世界選手権団体で金だと思うし、私も出た試合に全勝という目標があります」と気合を入れていた。

渡辺監督は5日の代表発表時に五輪の補欠について、「リザーブは5月か6月(の選出)になる。選手の状態を見て判断する。伊藤選手という可能性も当然ありえますし、ほかの選手の可能性もあり得ます。そこはフラットに、と思っています」と話していたが、伊藤はこの日、五輪の補欠には消極的な姿勢を示した。「東京五輪では早田選手が支えてくれて私も頑張れた」とした上で、「でも、私はリザーブというのは向かないと思う。いかないと思います」と話した。

世界選手権団体戦の代表は1月31日に発表。パリ選考ポイントの上位4人(早田、平野、伊藤、張本)と強化本部推薦で木原美悠(19=木下グループ)が選ばれた。

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