[フレーム]
新聞購読とバックナンバーの申込み

同大ラグビー部・酒井優HCが掲げる「泥くささ」 7戦全敗からの巻き返しへ、練習はコーチ主導に方針転換

[ 2024年2月8日 06:00 ]

新シーズンへと抱負を語った同大の酒井優ヘッドコーチ
Photo By スポニチ

同大ラグビー部の新ヘッドコーチ(HC)に就任した酒井優氏(43)が7日、京田辺市内のグラウンドで取材に応じた。

7戦全敗で最下位に沈んだ昨季からの巻き返しに向け、新チームは1月14日に始動。酒井HCは「泥くささであったり、見ている人に"同志社、練習やってきたな""こういうことを1年間やってきたんだな"と伝わるようにしたい」と抱負を語った。

昨季まで指揮を執った宮本啓希監督が退任し、中尾晃総監督から就任を要請された。OBの酒井HCは牧野高から1年の浪人を経て入学。4年間で一度もAリーグの試合に出場する機会はなかった。04年に卒業して日本新薬に就職し、07年にコーチ就任。09年からは大学職員として働きながらコーチを続け、主にAチーム以外の選手を指導し、現役時代を含めて21年間を同大で過ごしてきた。

学生としての教育に主眼を置きつつ、グラウンドでは「走る」「当たる」「体をつくる」といった基礎から徹底しようとしている。かつ、チームを戦う集団に変えるべく、選手主体で練習メニューを考えていた昨季から方針を転換。練習時間を増やした上でコーチ陣が主導してハードなトレーニングを課し、新たに京産大出身の大内亮助コーチらも招き入れた。

「チームが立ち返る場所をつくりたい。誰も悪くないけど、昨年は立ち返ろうとしても焦りなどもあって"どこに立ち返るねん"という形で7試合が終わってしまった。"1年間、走ってきた。当たってきた"というものがあれば、ぶれずにいけるのかなと思う」

リーグ優勝48度、大学選手権4度の優勝を誇る西の名門。復権へ、まずは土台づくりから着手する。

続きを表示

「羽生結弦」特集記事

「テニス」特集記事

スポーツの2024年2月8日のニュース

AltStyle によって変換されたページ (->オリジナル) /