石川・輪島市で2年ぶり「御陣乗太鼓」打ち初め式 「出張輪島朝市」では初売り 能登半島地震から1年
[ 2025年1月3日 04:41 ]
能登半島地震で被災した石川県輪島市で2日、伝統芸能「御陣乗太鼓」の打ち初め式があった。昨年は地震の影響で開かれず、2年ぶり。バチを大きく振り上げ、激しく太鼓を叩く様子に、集まった住民らが見入っていた。
また、同市内では「出張輪島朝市」の初売りが行われた。なじみの客らが、家族と過ごす正月用に食品を買い求めるなど、にぎわいを見せた。
能登半島地震は1日に発生から1年を迎え、地震で498人が死亡、9月の記録的豪雨で16人が犠牲となった石川県は、同市で追悼式を開いた。
犠牲者遺族317人と、同県の馳浩知事、石破茂首相ら445人が出席。地震発生時刻の午後4時10分に全員で黙とうをささげた。
続きを表示