天皇陛下 能登半島や各地の災害に「多くの方々の身を案じている」 皇居新年一般参賀
[ 2025年1月3日 04:40 ]
天皇陛下が新年に当たり、国民から祝賀を受ける「新年一般参賀」が2日、皇居で催された。
陛下はあいさつで、能登半島地震や各地の災害に触れ「いまだにご苦労の多い生活をされている多くの方々の身を案じている」とした上で「本年が安らかで良い年となるよう願っている」と述べられた。
陛下は、皇后さまや長女愛子さま、秋篠宮ご夫妻や上皇ご夫妻らと宮殿・長和殿のベランダに立ち、東庭に集まった人たちに笑顔で手を振った。右大腿骨を骨折し、リハビリを続ける上皇后美智子さまは、つえを使わずに参列した。
参賀は午前と午後に計5回実施し、宮内庁によると、約6万人が訪れた。昨年の新年一般参賀は、元日に能登半島地震が発生し、両陛下の意向を踏まえて中止した。
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