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韓国旅客機事故85人死亡 搭乗181人大半犠牲か 南西部、壁に衝突し炎上

[ 2024年12月29日 14:34 ]

済州航空機の事故現場で消火と救助活動を行う消防隊員ら=29日、韓国南西部全羅南道の務安国際空港(聯合=共同)
Photo By 共同

韓国南西部全羅南道の務安国際空港で29日午前9時(日本時間同)ごろ、乗客乗員計181人を乗せたタイ・バンコク発の済州航空機が着陸中に滑走路を離脱し壁に衝突、機体が炎上した。消防当局によると85人の死亡が確認された。地元消防当局は、救助された2人を除き乗客乗員の大半が死亡した可能性があるとの認識を示した。また、鳥が衝突するバードストライクが原因となった可能性があると指摘した。当局はさらに捜索や救助活動を進めている。

韓国メディアによると、事故機は午前8時半ごろ到着の予定だったが、着陸装置の故障により正常な形での着陸ができなかったとみられる。このため胴体着陸を試みたが、速度を落として停止できず、滑走路の端にある外壁に衝突して炎上したもようだ。

韓国国土交通省などによると、乗客は175人で、国籍は韓国が173人、タイが2人という。乗員6人の国籍は不明。日本外務省関係者によると、日本人の搭乗者は確認されていない。

尹錫悦大統領と韓悳洙首相の弾劾訴追に伴い、大統領権限を代行している崔相穆経済副首相兼企画財政相は29日「あらゆる装備と人員を動員して人命救助と火災鎮圧に総力を尽くしてほしい」と指示した。(共同)

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