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藤井竜王「竜王山を見てリラックス」 佐々木八段「第4局は踏ん張りどころ」大阪・茨木対局検分

[ 2024年11月14日 18:25 ]

鬼のキャラクター「いばらき童子」から命名された複合施設「おにクル」にちなみ、ツノを2本立てた(右から)藤井聡太竜王と佐々木勇気八段
Photo By スポニチ

将棋の藤井聡太竜王(22)=王将など7冠=が佐々木勇気八段(30)を挑戦者に迎える第37期竜王戦7番勝負第4局が、大阪府茨木市の複合施設「おにクル」で15日から始まるのを前にした14日、対局場検分などを行った。

シリーズはここまで藤井の2勝1敗。第4局は佐々木が先手となり、勝てば2勝2敗でタイ。負けると後がなくなり、第5局は藤井の先手番というピンチを背負う。ぜひキープしたい将棋でどんな準備を披露するのかに注目が集まる。一方、藤井は後手番でブレークすれば4連覇へ大きく前進する。

対局場検分前は同施設前の芝生広場での写真撮影に臨んだ。平安時代に京都を荒らしたとされる鬼「茨木童子」にちなみ、「鬼でも遊びに来たくなる場所に」との願いから命名された。対局者はカメラマンからの要望に両手の人差し指を天へ向け、鬼のポーズを作った。

その後の前夜祭では、藤井が「中盤戦の重要な一局。たまに(茨木市内にある)竜王山を見てリラックスして熱戦にできるようにしたい」、佐々木は「第4局は踏ん張りどころ。力を出し切れるように頑張りたい」と意気込みを語った。対局は2日制8時間で15日午前9時から始まる。

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