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辛坊治郎氏 久々の外食で感じたニッポンの危機「飲みに行くなんて絶対無理」「国としてどうなのよ?」

[ 2024年11月14日 20:04 ]

辛坊治郎氏
Photo By スポニチ

キャスター辛坊治郎氏(68)が14日、ニッポン放送「辛坊治郎ズーム そこまで言うか!」(月〜木曜後3・30)に大阪からリモートで生出演し、久々の外食で感じた日本の危機について語った。

普段は昼食も自炊だという辛坊氏は、「別にお金の節約じゃない」と告白。「コンビニで私が望む栄養バランスのものが、ないっちゃない。サラダだって、量があるように見せているだけで、実はそんなにない。一定量の野菜も食べたいし、たんぱく質も食べたいという時、自分で作った方がいいよなということ」と説明した。最近、100円ショップで燻製(くんせい)用のチップを見つけ、鶏肉や玉子を燻製するなどしているという。

そんな中、この日は事情があり、大阪駅界隈で外食をする必要があったことを明かした。昼食時で満席な店が多い中、7割ほど埋まったそば店に入店。「お昼時に入れるのにはそれなりの理由があって。冷たいおそば、何も乗っていない普通のおそばが、1杯1000円」と話すと、飯田浩司アナウンサーらが「え〜?」と驚きの声を上げた。

辛坊氏は頭の中で計算。「こうなると、サラリーマンとかが食後にコーヒーなんか飲んだら、1500円行っちゃうだろうな。(出勤が)20日にしたって、それだけで3万円オーバーで、夜に飲みに行くなんて絶対無理だよね、という状況になりつつあるんだということ」。物価高のあおりを受ける世のサラリーマンたちに、同情の声を上げた。

そんな"リッチ"な食事を楽しんでいる客を見てみたところ、「6割、高齢者」だったという。「残りは今時、有閑マダムという言葉が通用するか分かりませんが、そのへんでショッピングしている、恵まれた女性のお立場の皆さん...というのでほぼ席が埋まっておりまして」と推測をまじえて話し、「一般のサラリーマンの方かなと思われる方、ゼロ」と明かした。

日々の昼食ですら、店の価格を慎重に選んで食べなくてはいけないような状況。辛坊氏は「サラリーマンの人がお昼、十分な栄養を確保しながら、一定の値段の中でお昼ご飯を、というのが難しくなりつつあるな、この国は。栄養状態が悪くなっちゃって、国としてどうなのよ?」と嘆いていた。

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