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「ライオンの隠れ家」スタッフら製作陣も「涙腺崩壊した」第5話...ついに"謎"が動く衝撃回 P語る秘話

[ 2024年11月8日 09:30 ]

金曜ドラマ「ライオンの隠れ家」第5話。洸人(柳楽優弥、左)とライオン(佐藤大空)(C)TBS
Photo By 提供写真

俳優の柳楽優弥(34)主演のTBS金曜ドラマ「ライオンの隠れ家」(金曜後10・00)が第5話が、きょう8日に放送される。先の読めないオリジナルストーリーと、豪華キャストの演技が光る話題作。松本友香プロデューサーに、第5話の見どころを聞いた。

柳楽が演じるのは、坂東龍汰(27)演じる自閉スペクトラム症の弟のために生きる真面目で優しい市役所職員・小森洸人。2人で暮らす兄弟が佐藤大空(たすく、5)演じる謎の男の子「ライオン」と出会い、ある事件に巻き込まれていくオリジナルのサスペンス。初回は、凪のように穏やかな生活を送っていた兄弟の前に、突然「ライオン」と名乗る男の子(佐藤大空)が現れる――という展開。

1日に放送された第4話では、山梨県で女性の遺体が発見された。行方不明となっている橘愛生(尾野真千子)の可能性があるというニュースを見てしまったライオンは、ショックから高熱を出してしまう。取り急ぎ小児科に連れて行くことになった洸人は、問診票を前にライオンの年齢など何も知らないことに改めて気づかされる。仕事を休み、慣れない子どもの看病に四苦八苦する洸人。その日の夜、洸人と美路人はふとしたことからライオンが最近誕生日を迎えていたことを知る。2人はライオンのために内緒で、美央(齋藤飛鳥)や寅吉(でんでん)、貞本(岡崎体育)も呼んでライオンの誕生日会を企画する。一方、山梨の事件を追っていた記者の楓(桜井ユキ)は、刑事の高田(柿澤勇人)に近づき捜査の進捗を探っていた。そこである新事実が明らかになる――という展開で視聴者を引き付けた。

松本氏は「4話は見てくださった方にも、たくさんのお気に入りシーンがあると思いますが、洸人と美路人とライオンが共に暮らすようになってからの素敵な瞬間がたくさん詰まった回でした。撮影の裏話的なことでいうと、やはりラストシーンの、洸人がライオンにお母さんが生きているかもしれないと伝えるところは個人的にも仕上がりに感動した場面でした」と回顧。「そのシーンの撮影の時は、いつもより、よりしっかり丁寧にドライをし、気持ちを確認し臨みました。動きや形を決めすぎてしまうと、ライオン役の大空くんが自然にできないかもしれないし、監督も塩梅が難しいシーンではありました。そのため俳優部にゆだねる部分も多く、洸人の涙が出た後の"こちょこちょ"するライオンとの"こちょこちょタイムじゃないから"と笑い合う3人のお芝居は台本のト書きとは少し違いますが、あの時にしか作れない、ここまでで作り上げた3人の関係から滲み出た素敵な姿でした」と、撮影秘話を明かした。

第5話では、いよいよライオンの母で洸人の姉・愛生(尾野真千子)の謎に迫る転換回を迎える。松本氏は「ここまでほとんど言葉も発していない、尾野真千子さん演じる愛生と岡山天音さん演じる謎の青年Xがいよいよ本格的に始動します!そして動き出したら早々に衝撃的なインパクトを皆様に放ってしまうと思います...!」と期待たっぷり。

「具体的にそのシーンのことはOAまでのサプライズにしたいので話せないのですが、撮影中のモニターを見ながら監督や私、多くのスタッフの涙腺が決壊しました」と明かし、「胸がギュッとなる切ない回かもしれません...。ですが4話までの中で、視聴者の皆様が気になっていることも少しずつ紐解かれていくと思います」と呼びかけ。

「またそんな目まぐるしい日々の中だからこそ、洸人の葛藤や決断、美路人の新たなチャレンジ、ライオンの必死に生きるひたむきさが見える回となっています」と見どころを語った。

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