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レッツゴーよしまさ明かす「金銭面ではモノマネの方が上」それでも「どちらが本業とは...」その理由は

[ 2024年11月8日 07:45 ]

レッツゴーよしまさ
Photo By 提供写真

【連載インタビュー2回目】「素の志村けんさん」で人気のレッツゴーよしまさ(35)はモノマネ芸人と、アミューズメント系企業社員の"二刀流"。ブレーク後も週5日の勤務を続け、終業後にテレビ局へ向かう日々だ。会社からは正式にモノマネを副業として認められて活動している。金銭面ではすでに会社員の給料を上回っているというが、それでも「どちらが本業とは考えたことがない」と語る。その理由とは--。(鈴木 美香)

クレーンゲームを扱うアミューズメント系企業の会社員がよしまさのもう一つの顔だ。学習院大在学中に「クレーンゲームが好き」という動機で就職活動行い、入社を決めた。

現在は週5日シフト制の職場で勤務。チーフ職としてアルバイトの指導も行っている。午前8時から午後5時までの就業時間が終わると、テレビ番組の収録に向かう。収録がない日はモノマネの研究のため、1人でカラオケに行くことも。そして、休日はモノマネの仕事を行うことが多い。

「どちらが本業かは考えたことがないです。金銭面ではモノマネが本業になってしまいますが...。2足のわらじというか、最終的にやりたいことをやってきた結果なので、今、本当にうれしいです」

2012年に入社した当初は副業が認められていなかった。だが、もともと、学生時代にモノマネでイベントやショーパブに出演する活動をしていたため、就職前から、会社員とモノマネの両立を目指していた。入社試験の面接でも、趣味でモノマネをやっていること、休みの日にも活動を続けたい意向があること、その場合は副業禁止を受けてノーギャラで行うことを伝えており、入社後も伝えた通りに活動をしていた。それが転機が訪れる。コロナ禍による労働環境の変化から副業を認める企業が増加。よしまさの勤務する会社も副業解禁となった。

2022年に片岡鶴太郎との出会いがきっかけで、太田プロダクションに入り、「素の志村けんさん」のモノマネで大ブレーク。よしまさは会社に「週5日は絶対に働く」「シフトに迷惑をかけない」「働く法定時間を超えない」と約束し、会社員とモノマネ芸人を両立させている。

「長い目で見たときに、モノマネ1本では何の保証もない。社会保険や厚生年金などもろもろを考えると会社員をやめるつもりはありません。会社での仕事で手を抜くつもりはないですし、会社でもやりたいことがたくさんあります。モノマネ芸人としてもやりたいことがたくさんあるので、気持ちの面でもいいバランスで安定しています。このまま両方やっていきたいと思っています」

充実感あふれる笑顔できっぱりと語った。

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