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経済ジャーナリスト荻原博子氏「個人的にはすごくギャンブラー」マンション投資で5000万円大損の過去

[ 2024年1月7日 14:17 ]

経済ジャーナリストの荻原博子氏(2014年10月撮影)
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経済ジャーナリストの荻原博子氏(69)が、6日放送のABCテレビ「〜ニュースを知ればボロ儲け!?〜がっぽりNEWS!2024」(前10・30)に出演。投資用マンションに手を出し、大損した過去を明かした。

番組はさらば青春の光がMCを務め、森田哲矢が「新NISA」や「不動産」など、もうけ話をプレゼンテーションした。

「不動産」では都心部のマンションの価格上昇が続くことを紹介。「マンションバブル」がおいしいか、おいしくないかを経済のスペシャリストが個人的見解を述べた。

荻原氏は「マンションは数十年後に負動産になって売れなくなる」としておいしくないと意見。マンションは老朽化しても建て替えには住民の5分4の同意が必要なため、住民が高齢化している場合、建て替え費用が残ってないことや巨大地震が起きた際、資産価値が0になるリスクがあるとした。

荻原氏は「住む分にはマンション買っても戸建て買ってもいい」と自身が住む分の購入は問題ないとした上で「マンションそのものに資産を求めるとなると、今、だいたい築40年のマンションが100万戸ぐらいあるんですよ。建て替えできるかっていうと、まず建て替えは無理。新築を買うのと同じぐらいの値段が必要になる」と指摘。「40年、50年住んでると、中の人は60歳、70歳。建て替えのお金なんかとても出せないですよね。投資でがっぽりもうけようはとんでもない話」とマンション投資はリスクがあると訴えた。

というのも「何を隠そう私は若い頃に投資用マンションを3軒買い5000万円損した」と告白。「私、個人的にはすごくギャンブラーなんですよ」といい「20代の頃にとにかく3つも買って大損した。2つは売却しちゃいましたけど、1つは戒めのために持ってます。(価値が)10分の1ぐらいになりましたけど」と苦笑いした。

そして、ローン金利や各種税金、修繕費用、保険料、業者への手数料、空室時の赤字など「その時ちゃんと計算してなかった」と反省。そういった過去もあり「今まで一度も投資用マンションを薦めたことがない。なぜなら20代にこんだけ大損したから」と経験談を元にマンション投資はリスクが高いと語った。

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