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加賀まりこ "優等生"松岡茉優に金言「全部が全部、パーフェクトになる必要はないと思うの」

[ 2023年10月29日 21:52 ]

加賀まりこ
Photo By スポニチ

女優の加賀まりこ(79)が、29日放送のフジテレビ系「まつもtoなかい」(日曜後9・00)にゲスト出演し、共演歴のある女優・松岡茉優(28)に金言を授ける場面があった。

2人は、テレビの全盛期を支えた人たちがだけが入れる老人ホームを舞台にしたドラマ「やすらぎの郷」(17年)で共演。加賀が入居者、松岡はバーテンダーの役だった。

加賀は「この人ね、本当にびっくりしたんだけど、初めて一緒のシーンを撮影した時、間がいいの。そういうのって天性じゃない?天才」と、松岡を褒めちぎった。

すると松岡は、加賀から撮影当時に加賀から授かり、宝物のようにしているという言葉を明かした。バーで加賀と石坂浩二が語り合うシーンの合間の一幕で、松岡の将来の女優像についてのトーク。石坂が「器用だからあんまりいろんな役をやらない方がいいよと言って下さった」と助言してくれたというが、逆に加賀は「すぐに加賀さんは"器用だから、いろんな役をやった方がいいのよ?"って。"あんまり女、女していないところがあるから、悪役でも何でもやりなさい。どんな挑戦もしなさい"って言ってくださって」。その言葉を、松岡は「20歳そこそこの私にとってとても大きくて」と大事にしているという。

加賀の言葉に感銘を受けた松岡は、「バラエティーとかバラエティーじゃないお芝居なのか、舞台なのか。何でもいいから、オールジャンルやりなさいって言って下さったのが大きくて。ここ5、6年のテーマになっておりました」と明かした。

そんな松岡に、加賀は「今日裏で(MC陣とのトークの様子を)見てたけど、あんた、まだちょっと優等生。間違ってないけど」と指摘した。MC中居正広が「優等生でいいんじゃない?」と間に入ったが、加賀は「何で?破けたところがあった方がいいでしょう?全部が全部、パーフェクトになる必要はないと思うの」と持論を展開した。「傷は宝だから。傷はいっぱいあった方がいいの。女優さんなんだから」。新たに授かった言葉に、松岡は何度も「はい」とうなずきながら聞き入っていた。

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