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異次元の少子化対策に 鈴木哲夫氏は「相変わらず言葉が先走っているな」「何も具体的じゃない」

[ 2023年1月6日 16:35 ]

東京・赤坂のTBS社屋
Photo By スポニチ

ジャーナリストの鈴木哲夫氏(64)が6日、TBS系「ゴゴスマ〜GO GO!smile〜」(月〜金曜後1・55)に生出演。少子化対策等について言及した。

鈴木氏がこれまで岸田派の議員に取材したところ、「とにかく岸田さんは去年、全てが後手後手に回る。何も決断できない」と分析し評価する議員が多いことが分かった。そのため、今年は「決断」を全面に出し、最大限アピールしていくような構えだという。

岸田文雄首相が4日、三重県伊勢市で年頭の記者会見で、重点政策とし、日本経済の新しい好循環の基盤づくりとともに「異次元の少子化対策」を挙げた。「決断」アピールともとれる内容だが、異次元と表現したことに鈴木氏は「中身、何も具体的じゃない」とキッパリ。

続けて、「異次元、子育て政策っていうけども、単純に子どもにお金を渡せばいいって話じゃないんですね。岸田さんが盛んに言っていた女性がね、子どもを産んでから働ける環境も考えるんだと言うけどね。それでもだめなんですよ。男性の環境だって変えないと。子育てにどう男性が仕事を休んで関われるか。つまり、社会を変えないといけない。そこまで変えるなら、まさに異次元ですよ」と持論を展開した。

少子化対策の3つの基本的な方向性についても、具体性に欠けると投げかける。そして「相変わらず言葉が先走っているな」としたものの、「岸田さん、決断してるんだなという印象を持ちませんか?これが岸田派の議員が言っていた、一つの戦略なのかなと感じている」と話した。

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