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秋元康氏 言葉は「メモらない」というこだわり 名曲誕生秘話&歌詞のヒントにするものは?

[ 2023年1月6日 13:54 ]

秋元康氏
Photo By スポニチ

作詞家でプロデューサーの秋元康氏(64)が5日放送のフジテレビ「トークィーンズ」(木曜後11・00)にゲスト出演。名曲誕生のシチュエーションを明かした。

事前取材を担当したタレントの若槻千夏から「ずっと若い世代に刺さる歌詞を書き続ける秘けつは?」と聞かれた秋元氏は「変わってないんだと思う。例えば好きな人がいる、その人に告白をする、返事を待つ、それが僕らの時代はラブレターだったけど、電話になったら電話を待つ、メールを待つ、LINEを待つ、ツールだけは変わるけど、その気持ちはずっと変わらない」と見解。「(言葉も)あまり若い子たちに話を聞いたり、グループインタビューしたり雑誌見たりはしないかな。おっさんであり、おじいさんである自分が耳に入ってくるくらいがちょうどいいと思う」と話した。

さらに、例え気になっても「メモらない」という秋元氏。「あるときに、AKBをやってる時に"今日はフラゲ日だからさ"っていうのを聞いて、"何、フラゲ日?"って聞いたら"CDがレコード屋さんに置かれる前日にいち早くフライングゲットすること"(と言われた)。"フラゲ""フラゲ日""フライングゲットか!"っていうのがずっと頭にあって、あるときに『フライングゲット』って曲ができた」と名曲誕生の秘話を明かした。

気になるフレーズの中でも頭にこびりついたフレーズでヒット曲を量産する秋元氏。歌詞のヒントにするシチュエーションは?との問いに「一番多いのは人の話。恋バナを聞いたり、相談に乗ったりしている時に"なんであんなやつとまだ付き合ってるの?"っていうと"別れる理由がない"って。"別れる理由がない"ってイイね!って思う。そういうフレーズとか、人から聞いた話を見て、なるほど!っていうのはすごくある。恋愛話好きだもん、人の話」と話した。

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