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若狭勝弁護士 ユーチューブ収入の消防士減給に「今後は公務員においても副業を認めていくという議論が」

[ 2022年1月12日 08:32 ]

若狭勝弁護士
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元東京地検特捜部副部長で衆院議員の経験もある若狭勝弁護士(65)が12日、フジテレビ「めざまし8」(月〜金曜前8・00)に出演。和歌山市消防局が11日に、動画投稿サイト「ユーチューブ」に動画を投稿して収益約115万円を得たとして、北消防署の男性消防士長(33)を減給10分の1(1カ月)の懲戒処分としたことに言及した。

市消防局によると、消防士長は2020年12月、オンラインゲームをプレーする動画などの投稿を始め、21年10月までに314本をアップロード。収益は多い月で20万〜30万円に上っていた。市のホームページに匿名で情報提供があり発覚した。地方公務員法は許可なく営利企業を営み報酬を得ることなどを禁じている。消防士長は市消防局の聞き取りに「趣味で動画をやっていたが、認識の甘さから収益化してしまった」と話している。

若狭氏は「民間においても最近、副業というのが認められてきている。副業ってある意味、本業にも良い効果を及ぼすと言われていることもあるので、公務員についても業務、本業に支障がない限りは副業を認めていくというような方向性は今後あるべきだと思う」と自身の考えを述べ、「今回は職場においてユーチューブをアップしていたのか、つくっていたのか個別具体的な事情がよく分からないんですけど、総論としては今後は公務員においてももう少し副業を認めていくという議論がされてもいいと思います」と話した。

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