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藤井3冠 竜王戦第4局は1日目午前から64手進む超ハイペース 藤井の昼食は「手毬寿し御膳」

[ 2021年11月12日 13:45 ]

竜王戦第4局、初手を指す豊島将之竜王(左)と藤井聡太三冠
Photo By 代表撮影

藤井聡太3冠(19)=王位、叡王、棋聖=が開幕3連勝で奪取へ王手をかける第34期竜王戦7番勝負第4局は12日、山口県宇部市で開幕し、午前12時半、昼食休憩に入った。先手は豊島将之竜王(31)で角換わり。両者の対局では第3局以来2局ぶりの戦型選択になった。

午前中の3時間半、指し手は実に64手進んだ。55手目、豊島の歩が藤井陣で「と」に成って王手がかかった。同王と応じた藤井王は3段目へせり上がる不安定な陣形。第2局、2日目午後5時10分に終局した70手に1日目朝から迫るハイペースになった。

両者飛先の歩を突き合って5手目、角道を開けたことで角換わりへ導いたのは豊島。番勝負の後がなくなった豊島に、相応の準備があるとみられる。

昼食メニューは豊島が「地魚の刺身御膳」、藤井は「手毬寿し御膳」。共に飲み物はアイスレモンティー。

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