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竹野内豊 26年間所属した研音を退所 直筆メッセージで「ファンの皆様へ」今年限り報告

[ 2021年11月12日 18:00 ]

竹野内豊
Photo By スポニチ

俳優の竹野内豊(50)が12日、26年間所属した芸能事務所の「研音」を今年12月31日付で退所することを同社公式サイトで発表した。

公式サイトには「平素より竹野内豊を応援していただきありがとうございます。この度、竹野内豊は2021年12月31日をもちまして研音グループを離れ、新たなスタートをきることになりました。(中略)なお、2022年以降もすでに決まっている仕事に関しましては、当面の間弊社が窓口となります」という報告とともに竹野内直筆のメッセージが掲載された。

きれいな筆文字で「ファンの皆様へ」と題し「この度、私竹野内豊は二十六年に渡りお世話になった所属事務所研音を、令和三年十二月三十一日付けで退所する運びとなりました事をご報告申し上げます」と今年限りでの研音退所を報告。そして退所を考えた理由として「昨年の自粛期間中、これまでの自身の人生を振り返り、五十歳を節目とし環境を変えてみたいという突き上げられる思いを感じ、新たな心で原点に立ち再スタートを試みたいという思いから決断に至った」と思いをつづった。

最後に「温かく深い心で支え、数々の表現の場とチャンスを絶え間なく与えて下さった」事務所への感謝と「応援し力を注いで下さったファンの皆様」に対して「新たな気持ちでゼロから歩む道のりは、決して生やさしいものではないですが、今後も応援して下さるファンの皆様に、僅かでも何かをお伝え出来るよう精進して参ります」と新たな環境での活動に対する決意の言葉で結んだ。

◇竹野内豊(たけのうち・ゆたか)1971年(昭46)1月2日生まれ、東京都出身の50歳。高校時代、母と姉が雑誌に履歴書を送ったことからモデルデビュー。94年、TBS「ボクの就職」でドラマ初出演。12年に映画「太平洋の奇跡」でブルーリボン賞主演男優賞を受賞。代表作にフジ「ビーチボーイズ」、TBS「ヤンキー母校に帰る」など。

▽研音 1973年に、研究出版社の音楽事業部として発足し、79年9月に独立会社として設立。80年代は中森明菜を筆頭に、86年の石井明美「CHA―CHA―CHA」など音楽事業で数々のヒットを放った。80年代後半から浅野ゆう子、仙道敦子、財前直見、唐沢寿明、山口智子、天海祐希、反町隆史、菅野美穂、沢村一樹、川口春奈ら主演を務める俳優、女優が多数所属する大手プロダクション。音楽部門でも平井堅や絢香らを育てた。

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