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古舘伊知郎 全国ツアー追加公演 「縁のある人が立て続けに亡くなった」

[ 2021年11月12日 07:08 ]

トーキングブルースで2時間にわたって語り続けた古舘伊知郎
Photo By 提供写真

フリーアナウンサーの古舘伊知郎(66)が11日夜、東京・有楽町のヒューリックホール東京で、トークライブ「トーキングブルース」を行った。

8月から始めた全国ツアーの追加公演。ステージに登場すると「各地で、ご当地実況からスタートして来たが、東京はスケールが大き過ぎて、やりようがない」と語りつつ、コロナ禍の中で「東京の3密構造が諸悪の根源」と指摘した。

8日に亡くなった占い師の細木数子さんについて「局アナ時代、出版社の人に頼まれて細木さんの本の帯に『運勢に場外乱闘はあるのか』などと書いた。その本が売れたので、細木さんは縁を感じてくれて、私に良くしてくれた」と述懐。

9日に亡くなった小説家で天台宗大僧正の瀬戸内寂聴さんについても「『報道ステーション』をやめた後、フジテレビの番組でロングインタビューした。『あなたのことは良く見ている』と言ってくれて、いろんなことをざっくばらんに話してくれた」と振り返った上で「縁のある人が立て続けに亡くなった。こういう時に『ご愁傷様』と言うべき」と話した。

8月に退院した元プロレスラーのアントニオ猪木氏(78)についても触れ、「電話がかかってきて『フグを食べよう』と言うので日曜日に行った。猪木さんは、みんなの前でニコニコしていた」と明かした。

2時間にわたり、しゃべり続けたライブ。最後はコロナ禍を経ての世界のありように関して「人間は変わらざるを得ない。人類が変異する時代に突入した」と語って締めくくった。

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