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元財務省官僚の山口真由氏 GoToトラベル一時除外の判断 国と知事へ「お互いのメンツではなく連携を」

[ 2020年11月26日 17:47 ]

TBS社屋
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元財務省官僚で信州大の山口真由特任准教授が26日、TBS系情報番組「ゴゴスマ〜GOGO!Smile!〜」(月〜金曜後1・55)に出演。政府の観光支援事業「Go To トラベル」の一時除外について言及した。

「Go To トラベル」一時除外をめぐり、東京都の小池百合子知事は「本来、感染を防止する場合は拡大している地域へ行く場合と来る場合との発着を併せて止めるべきではないか」と指摘し、「両方から止めるのであれば全国的な視点から国が判断するのが筋だ」と述べている。一方、西村康稔経済再生担当相は「誰よりも現場の状況を一番良く分かっている知事に、まずはしっかりと判断してもらいたい」としている。

山口氏は「小池さんは自分でストップっていうのが嫌だな、しゃくだなというのがあるんだろうと思う」と推測し、「国と東京都の政策は大きく変わっていない。医療限界を超えそうだから今少しブレーキをかけないといけない。それにもかかわらず国と地方自治体が同じ方向を向いて(感染拡大防止のためにの対策を強化する)3週間の入りと出をそろえないと政策効果は薄くなってしまう。お互いのメンツではなく連携を取ってほしい」と自らの見解を述べた。

政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会は25日に感染状況が分科会の基準で上から2番目のステージ3(感染急増)相当地域との往来を今後3週間、なるべく控えるように求める政府への提言をまとめ、東京23区はステージ3相当だとしている。

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