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渡辺謙、ドラマ「逃亡者」完成度に自信 ハードな撮影「途中は出演を後悔」「泥水飲んだ」

[ 2020年11月26日 05:30 ]

テレビ朝日開局60周年スペシャルドラマ「逃亡者」制作記者会見に出席した豊川悦司(左)と渡辺謙(撮影・田中景子)
Photo By スポニチ

俳優の渡辺謙(61)が25日、都内で行われたテレビ朝日開局60周年ドラマ「逃亡者」(12月5、6日、後9・00)の会見に出席し「だいたい泥だらけか血だらけで、コソコソと逃げ回っていました」と撮影現場を振り返った。

1963年から67年まで米国で放送され大ヒットしたドラマが原作。93年にはハリソン・フォード(78)主演で映画化もされた作品で、今作では現代の日本が舞台。妻殺しの汚名を着せられたエリート外科医(渡辺)が、豊川悦司(58)演じる刑事の追跡をかわしていく。逃亡のため、崖から落ちたり激流を泳いだり、渡辺自らハードなアクションシーンに挑戦。体力的にはかなり大変だった様子で「開局60周年で、自分は(撮影当時)60歳。こんなに激しい作品だったのかと...。途中は出演を後悔しました」とジョークも飛ばした。

豊川との共演は今回で3度目。豊川が「謙さんの一挙手一投足を見てしまう。生きた教科書、生きた化石でした」と発言すると、渡辺が「絶滅危惧種みたいに言わないで...」と応じるなど息の合った掛け合いもみせた。

ちょうど撮影から1年が経過し満を持して放送を迎える。渡辺は「泥水を飲む。そんな現場を過ごして素晴らしい作品ができた。2日間、僕と一緒に逃げていただきたい」と呼び掛けた。

▽逃亡者 原作のドラマは63〜67年にかけて米国で放送。妻殺しの濡れぎぬを着せられ死刑を宣告された医師が、警察の追跡を逃れながら真犯人を探していく物語で、最終回は約7800万人が視聴するなど全米で大ヒットとなった。93年の映画版では、保安官を演じたトミー・リー・ジョーンズ(74)がアカデミー賞助演男優賞を受賞。日本でも04年にTBSの日曜劇場で、江口洋介(52)主演で「逃亡者 RUNAWAY」が放送された。

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