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アスレチックスが一時移転するサクラメントの本拠地、今季シーズンチケット完売 地元ファンの期待大

[ 2025年1月11日 10:02 ]

アスレチックスが使用するサッターヘルスパーク(AP)
Photo By AP

アスレチックスは今季からラスベガスへ移転するまでの3年間、カリフォルニア州ウエストサクラメントのサッターヘルスパークを本拠としてプレーするが、25年の同球場のシーズンチケットが完売したと大リーグ公式サイトが報じている。

同球場はサンフランシスコ・ジャイアンツ傘下の3Aチームも使っているもので、現在の収容人数は1万4014人。そのうち1万624席が固定席で、左翼および右翼の外野席は芝生エリアになっている。

アスレチックスのマーク・コッツェー監督と選手たちは先日、NBAのサクラメント・キングズの試合でコートサイド席に招待されたが、試合中、多くの地元ファンが彼らを見つけ、MLBチームが街にやってくることへの期待感を伝えられたそうだ。5年総額6000万ドル(約94億6200万円)で契約延長をしたブレント・ルーカー外野手は「キングスの試合に行ったことで、サクラメントがスポーツタウンであることを初めて実感した。ファンがチームに向ける情熱を目の当たりにして、私たちも同じような体験ができるよう、良いプレーを見せたいという気持ちが強まった」と話している。JP・シアーズ投手は、「サッターヘルスパークでのプレーは僕たちにとってプラスになると思う。毎晩満員になって、熱心に応援してくれる気がする。クラブハウスやその他の施設を見学したが、素晴らしくアップグレードされていた。これほどまでに野球シーズンが待ち遠しいと思ったのは初めてです」と言う。

1試合のチケットは1月下旬から発売予定。ラグジュアリースイートの販売もあり、20人から100人のグループ収容で、屋内外の専用席と、ボールパーク全体を見渡せるパノラマビューが特徴だという。シーズンチケットの需要が非常に高いため、アスレチックスはすでに26年シーズンのチケット購入希望者のためのウエーティングリストを作成している。サッターヘルスパークでの記念すべき初試合は、3月31日のカブス戦となる。

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