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中日から国内FA権行使の福谷浩司 日本ハム移籍をXで表明「離れるのはつらい」も「成長し高みを目指す」

[ 2024年12月24日 07:48 ]

中日・福谷
Photo By スポニチ

中日から国内フリーエージェント(FA)権を行使した福谷浩司投手(33)が24日、自身のX(旧ツイッター)を更新し、日本ハムへの移籍を決断したことを明かした。

福谷はXで「私、福谷浩司は考え抜いた結果、北海道日本ハムファイターズに移籍することを決めました」と報告。

「12年間、選手としてだけじゃなく、人間として成長することをサポートしてくださった中日ドラゴンズの球団関係者、監督、コーチ、選手、チームスタッフ、バンテリンドームナゴヤ関係者、メディア関係者の方々すべてに厚く御礼申し上げます。そして、良い結果を残せているとき、そうでないときに関わらず、家族のように応援してくださったファンの皆様の熱い声援は、困難に立ち向かうための大きな原動力でした。本当に感謝の気持ちでいっぱいです」とまずは古巣やファンに感謝を示した。

さらに「今回のFA行使を通して、他の球団の考えを初めて聞く機会となりました。この場を借りて声がけをくれた球団には感謝致します」と説明。「生まれ育った愛知の地を離れること、野球選手として育ての親であるドラゴンズを離れることを考えると本当につらいです。ですが、いつか地域やチームの垣根をこえて野球界に貢献したいという強い思いのもと、野球選手としての経験を増やし、もっと成長し、高みを目指すことを目標に、移籍を決断しました。新しい環境でもチャンレジし続けたいと思います」と思いを記し、「ドラゴンズで出会えたすべての方々のおかげで、幸せな12年間を過ごすことができました。本当にありがとうございました」と締めくくった。

福谷は12年ドラフト1位で中日に入団。2年目の14年は72試合に登板し、32ホールド11セーブを記録。15年には自己最多の19セーブをマークするなど、18年までは主に救援で活躍した。19年からは先発に転向して20年には自己最多の8勝。入団から12年で278試合に登板し、27勝33敗、54ホールド38セーブを挙げるなど先発、リリーフの万能性が持ち味の一つだ。

◇福谷 浩司(ふくたに・こうじ)1991年(平3)1月9日生まれ、愛知県出身の33歳。横須賀(愛知)から慶大に進み、12年ドラフト1位で中日に入団。14年に32ホールド、15年に19セーブなど18年までは主に救援で活躍し、19年からは先発に転向して20年には自己最多の8勝。通算27勝33敗38セーブ、54ホールド、防御率4・04。1メートル83、93キロ。右投げ右打ち。

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