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日本ハム 山崎福也が清宮に弟子入り!「幸福コンビ」で二刀流も夢じゃない

[ 2024年12月24日 06:00 ]

トークショーを盛り上げた(左から)山崎、清宮
Photo By スポニチ

日本ハムの山崎福也投手(32)が23日、札幌市内で清宮幸太郎内野手(25)とトークショーを行い、来春キャンプで清宮に弟子入りを志願した。左腕の打撃センスを買う新庄剛志監督の勧めもあり、来春キャンプで打撃練習を実施する予定。あくまでも投手練習が最優先だが、来季オープン戦での2安打を目標に掲げ、後輩にも助言を求めていく。

山崎の隣には同じ左打ちの"お手本"がいた。今季規定には届かなかったが打率・300、15本塁打をマークした清宮だ。壇上で司会者から来季プロ初本塁打への期待をかけられると、左側の後輩に視線を送りながら笑顔で弟子入りを志願した。

「打ちたいですけどね。とりあえず春季キャンプ中に(清宮)幸太郎に聞くので頑張りたい」

東京・日大三時代にセンバツで大会最多安打記録を樹立し、今季交流戦でも適時打をマーク。本拠地での球宴第1戦では「2番・指名打者兼投手」で先発し、阪神・才木から華麗な左前打を放った。その非凡な打撃センスを新庄監督も高く評価。今秋のキャンプに続き、来春のキャンプでも打撃練習参加を決めた。

「(春季キャンプで)ボールをガンガン打つというのは、あまりしていなかったので楽しみな気持ちはあります」と、山崎は素直な感想を口にする。一方で「もちろん打ちたい気持ちもあるが、そんな甘くはない。やるからにはちゃんと練習して、良い打者にヒントをもらって打ちたいですね」と、7学年下の後輩にも助言を求めていく覚悟だ。

課題は直球への対応だ。山崎は「まずは真っすぐをしっかりと打ち返したい。プロの投手の真っすぐは強いのでびっくりしましたし、そこをどう打っていこうかな」と、思いを巡らせた。それを聞いた清宮は「プロ野球界屈指の真っすぐを投げる才木さんからいとも簡単にレフト前を打つのに。言うことないでしょ」と、笑顔でツッコミを入れた。

もちろん、投手調整を優先した上で打撃練習を進めていく。打者・山崎の"本番"は交流戦となりそうだが「そこでしっかりと、2本くらい打ちたいですね。いつも1本くらいしか打っていないので」。幸太郎と福也。"幸福コンビ"の打撃知識がミックスされれば、投打二刀流も夢ではない。(清藤 駿太)

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