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ソフトB小久保監督「下(B組)からいい報告が上がってこないので寂しい」 求むアピール!!

[ 2024年2月13日 06:00 ]

松山2軍監督(右)と外野でシート打撃を見守ったソフトバンク・小久保監督(撮影・成瀬 徹)
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ソフトバンクの小久保裕紀監督(52)が12日、若手投手のアピール不足に苦言を呈した。

A組で初の実戦形式となるシート打撃が行われた。B組から呼ばれた育成左腕の渡辺佑が打者6人を完璧に抑え「去年も見ていたけど、打者の打ちにくそうな姿が一番出ていた」と高く評価。ただ、まだまだ下から突き上げてきてほしいと物足りなさを感じている。

若手へのメッセージとして「あまり下(B組)からいい報告が上がってこないので寂しいところですね。隣でやっていて"こいつはどうしても見てほしい"という話が出てこないので。報告も入ってくるが、寂しい部分があります」と率直な思いを口にした。

ヘッドコーディネーターを兼務する倉野投手コーチも厳しく言及した。オフに和田、牧原大が育成選手にハングーリー精神が足りないと指摘したことを挙げ「ガツガツしてないと先輩から言われていたがその通りです。コーチが一番感じています」とコメント。「この絶好のチャンスをつかむんだという姿勢、気持ちをアピールしてくれないと」。B組投手陣の緊急ミーティングを開き、ハッパをかけると明言した。

チーム内の競争がなければ、常勝軍団の再建には近づかない。ガツガツとした若手の台頭を指揮官は待っている。 (木下 大一)

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