真菌部は、真菌感染症に関する調査研究とレファレンス業務、行政検査、並びに、抗菌薬の品質管理業務を担当している。真菌症検査や疫学調査と共に、真菌感染症の病態解明と制御法の開発を目指し、新たな診断治療標的の探索、ワクチンを含めた感染症制御薬、抗真菌薬耐性機構の解明、宿主制御因子に関する基盤応用研究を行っている。
第一室
- カンジダ症、並びに高病原真菌による真菌症に関する調査研究
- 診断・検査技術の開発に関する研究、支援、行政検査
- 真菌の病原性解明、並びに治療応用に関する研究
- 抗真菌薬の作用機序と耐性に関する研究
- 国際的な研修や研究支援
第二室
- アスペルギルス症、ムーコル症に関する調査研究
- 抗真菌薬の活性や薬物相互作用の基盤応用研究
- 糸状菌の増殖・宿主相互作用に関する基盤研究
第三室
- クリプトコックス症、皮膚糸状菌症に関する調査研究
- 真菌感染の生体防御機構の解明と予防・治療への応用研究
- 感染免疫応答の誘導および制御機構に関する基盤研究
第四室
- 希少真菌症、並びに抗感染症薬の調査研究
- バイオインフォマティクスを応用した薬剤耐性機構の研究
- 放線菌等の二次代謝産物生産微生物のゲノム解明と感染症制御薬への応用研究
- 抗菌薬の収去検査