1988年に設置されたエイズ研究センターは、HIVをはじめとするレトロウイルス感染症を研究対象としています。特に、エイズ対策研究拠点として、HIV感染症制圧を主目的とした研究を推進しています。
・キリンホールディングス株式会社と国立感染症研究所との共同研究「LC-Plasma経鼻接種による自然免疫メモリー誘導ワクチン開発」が、国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)先進的研究開発戦略センター(SCARDA)の「ワクチン・新規モダリティ研究開発事業」に採択されました。(2024年5月8日)
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・山本浩之第二研究グループ長が第37回日本エイズ学会学術集会・総会において、ECC山口メモリアルエイズ研究奨励賞を受賞されました。(2023年12月5日)
・中村碧主任研究官が第8回日本HTLV-1学会学術集会において、若手研究者奨励賞(Young Investigator Award)を受賞されました。(2022年11月5日)
・石井洋主任研究官が第35回日本エイズ学会学術集会・総会において、ECC山口メモリアルエイズ研究奨励賞を受賞されました。(2021年11月22日)
・第35回日本エイズ学会学術集会・総会は盛況のうちに終了いたしました。
ご参加いただいた皆様方、開催にご協力いただいた関係各位に心より御礼申し上げます。
第35回日本エイズ学会学術集会・総会
現地+WEBハイブリッド開催
現地開催・ライブ配信:2021年11月21日(日)〜11月23日(火・祝)
オンデマンド配信: 2021年11月21日(日)〜12月20日(月)
会場:グランドプリンスホテル高輪
テーマ: SCB to the future -未来統合型社会・臨床・基礎連携-
大会長:俣野 哲朗(国立感染症研究所エイズ研究センター/東京大学医科学研究所)
>> 大会 web site
・俣野哲朗エイズ研究センター長が第24回日本ワクチン学会学術集会において、学会賞(高橋賞)を受賞されました。(2020年12月19日)
・山本浩之第二研究グループ長が、令和2年度日本ウイルス学会杉浦奨励賞を受賞されました。(2020.11)
・国立感染症研究所ホームページの『AIDS(後天 性免疫不全症候群)とは』 ページが更新されました。(2018年02月22日)
日本や世界におけるHIV感染症の現状や、各研究分野における最近の話題が詳しく解説されています。
>> AIDS(後天性免疫不全症候群)とは
・GHITの支援によるVLP社・感染研・長崎大学のデングワクチン開発に向けた共同研究プロジェクトの開始。(2016年10月5日)
グローバルヘルス技術振興基金(Global Health Innovation Technology [GHIT] Fund)の支援のもと、デングウイルスワクチン開発に向けて、米国VLP Therapeutics、国立感染症研究所、長崎大学の共同研究プロジェクトが開始されることになりました。本プロジェクトは、VLP社の技術 を活用して作製した抗原搭載ウイルス様粒子(Virus-Like Particle)を用いた新規デングウイルスワクチンの前臨床研究です。
>> GHIT press room >> GHIT web site >> VLP Therapeutics web site
・2013年4月に開始された国際共同臨床試験の中間経過がリリースされました。 (2014年12月02日)
センダイウイルスベクターワクチンを用いた第一相臨床試験の中間報告が報告されました。重篤な副作用は観察されず安全性が確認された他、他のワクチンとの組み合わせによってT細胞応答および抗体応答が確認されました。
>> press release
・我々が開発を進めてきた予防エイズワクチンの国際共同臨床試験が開始されました。 (2013年04月02日)
国立感染症研究所エイズ研究センターと東京大学医科学研究所の共同研究により開発されたセンダイウイルスベクターワクチンの臨床応用を目的とするもので、国際エイズワクチン推進構想(IAVI [International AIDS Vaccine Initiative])とディナベック社の共同による臨床試験です。ルワンダで開始され、さらに英国でも開始される予定です。動物エイズモデルで有効性が示された数少ないワクチン候補の一つで、粘膜免疫誘導能を含め、今後の進展が期待されています。
>> 和文のpress release >> 本プロジェクトに関するIAVIの過去のstatement