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急性弛緩性麻痺 2019年12月現在
(IASR Vol. 41 p17-18: 2020年2月号)
急性弛緩性麻痺(acute flaccid paralysis: AFP)は医学的には四肢の急性弛緩性運動麻痺を呈する疾患の総称である(本号3ページ)。AFPは脊髄前角細胞およびこれより末梢の神経や筋肉等に障害が認められた場合に生じるが, AFPを認める疾患の代表としてギラン・バレー症候群(GBS), 急性灰白髄炎(ポリオ), 急性弛緩性脊髄炎(acute flaccid myelitis: AFM)等が挙げられる。