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九州の被災地域において注意すべき感染症について(一般的な注意事項まとめ)(2020年7月7日現在)

令和2年7月豪雨の発生を受け、被災地の避難所管理者や被災された方に向けた感染症対策について、地域の最近の感染症発生動向を勘案し、以下にまとめました。避難所における感染症発生のリスクアセスメント(https://www.niid.go.jp/niid/images/idsc/RA/r2-7-03.pdf)も合わせてご参考ください。表の解説については避難所におけるリスクアセスメントの方法・考え方について (https://www.niid.go.jp/niid/images/idsc/disasters/RAguidance20160419.pdf)をご覧ください。

なお、ワクチンで予防可能な疾患については、定期接種対象者が、平時にワクチンの接種を済ませておくことが重要です。済ませていない場合、速やかにワクチンを接種することが重要であり、避難所での感染対策にも有効ですが、被災中は実施主体である自治体の予防接種実施体制も影響をうけることが予想されます。そのため、本文中では定期接種の必要性を言及していませんが、被災地の実情に合わせ、定期接種の早めの接種もご検討ください。第5期定期接種対象年齢の男性(昭和37年4月2日〜昭和54年4月1日生まれ)は、クーポン券を使って、なるべく早めに風疹の抗体検査と、抗体価が低い場合はワクチンの接種を受けておくことが大切です。

なお、被災地でボランティアを計画されている皆様の感染症予防については、こちらのページを参照してください(https://www.niid.go.jp/niid/images/idsc/RA/r2-7-04.pdf)。

九州の被災地域において注意すべき感染症について(一般的な注意事項まとめ)(2020年7月7日現在)


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