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掲載開始日:2016年9月27日
最終更新日:2020年4月9日
平成30年7月以降、関東地方で風しん患者が増加しています。患者の多くは、予防接種歴のないまたは不明の30代から50代の男性です。風しんは予防接種で予防ができます。
東京都ホームページでも、風しんへの注意喚起が掲載されています。併せてご確認ください。
風しんは、風しんウイルスの感染によって起こる感染症です。ウイルス感染後、2週間から3週間の潜伏期間の後、発疹、発熱、リンパ節の腫れが認められます。免疫を持たない場合は、大人でも感染・発病します。
また、妊娠初期に感染すると胎児に感染し、赤ちゃんが白内障や難聴、先天性心疾患を特徴とする先天性風しん症候群を発症する可能性が高くなります。
風しんは特異的な治療法は無く、対症療法が中心となります。感染を防ぐ唯一の方法はワクチン接種です。
風しんウイルスは飛沫感染します。予防には風しんワクチン、麻しん風しん(MR)混合ワクチンの接種が有効です。
■しかく定期予防接種 麻しん風しん混合ワクチン(MRワクチン)を2回接種します。
1期:1歳以上2歳未満
2期:小学校に上がる前の1年間(5歳から7歳未満)
*自己負担なし(自治体発行の予診票を利用時)
■しかく定期外予防接種(任意接種)
任意接種として麻しん、風しん混合ワクチン(MRワクチン)、または風しんワクチンの接種が可能です。
対象 風しんり患歴がない、またはワクチン接種歴が一回も無い人、抗体検査で免疫がない人で定期接種対象以外の人
*費用 全額自己負担
※(注記)妊娠中は、風しんの予防接種を受けることはできません。(接種後2ヶ月は避妊する必要があります。)
ただし、以下の方については、接種費用の助成があります。
詳細は保健予防課保健予防係(03-3919-3104)にお問い合わせください。対象者以外の方で接種を希望される方はかかりつけ医とご相談ください。
■しかく日本における予防接種スケジュール(国立感染症研究所)(外部サイトへリンク)
早めに医療機関に相談・受診してください。風しん患者と直接接触していたり、風しんにみられる症状(発疹、発熱、リンパ節の腫れなど)がみられたり、風しんが疑われる場合は、事前に医療機関にその旨を電話連絡してから受診してください。また、人にうつさないように外出は控えましょう。
また、風しん患者との接触があった場合、保健所から健康状態の確認がある場合があります。その際には、ご協力をお願いいたします。
問診時に、風しん含有ワクチンの接種歴や人が多く集まる場所に行ったことがないかを確認することで早期診断に繋がります。また風しんと診断した場合は、直ちに最寄りの保健所に「風しん発生届」の提出をお願いします。
お問い合わせ
所属課室:北区保健所保健予防課感染症係
〒114-0001 東京都北区東十条2-7-3
電話番号:03-3919-3102