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掲載開始日:2023年6月28日
最終更新日:2024年8月21日
RSウイルスは、夏に乳幼児を中心に流行する感染症の一つです。
保育園、幼稚園、学校などでの複数感染事例が報告されていることから注意が必要です。
症状や感染経路などを知り、早期発見と感染予防に心がけましょう。
RSウイルスによる感染症です。患者の約75%以上が1歳以下の小児で占められています。
また、RSウイルスは特に慢性呼吸器疾患等の基礎疾患を有する高齢者において急性の重症肺炎を起こす原因となることが知られていて、慢性呼吸器疾患などの基礎疾患を有する高齢者も感染に特に注意が必要です。
感染経路として、
患者の咳やくしゃみや会話のしぶきに含まれるウイルスを吸い込むことによる飛まつ感染
ウイルスのついた手すりやおもちゃなどから、手を介して口や眼などの粘膜から体内に入り感染する経口及び接触感染などがあります。
4〜6日の潜伏期間の後、発熱、咳、鼻水、咽頭痛、頭痛、倦怠感(元気がない)など、風邪に似た症状がみられます。
肺炎を起こすなど重症化することもあります。
治療薬はありません。対症療法となります。
ぐったりしている、呼びかけに対する反応が鈍い、意味不明の言動がみられるなどの症状が現れた場合はすぐに受診しましょう。
小さなお子さんにかぜのような症状がみられ、熱が38度以上に上がる、呼吸が浅く速くなる、ゼイゼイと咳が続く、痰が詰まる、急にぐったりするなどの様子が見られたときは、早めに医療機関を受診しましょう。
中でも、生後6か月未満の乳児や低出生体重児、心疾患、肺疾患、免疫不全のある方の場合は、重症化しやすいとされるため注意が必要です。
早産児や慢性呼吸器疾患を有するハイリスクの乳幼児には、重症のRSウイルス疾患を予防するための予防薬を使用する場合があります。使用については医師の判断になります。
60歳以上を対象としたワクチン及び生まれてくる子の予防を目的に妊婦に接種するワクチンがあります。
1.手洗い
2.咳エチケット
3.消毒
保育園関係者向け
社会福祉施設等関係者向け
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お問い合わせ
所属課室:北区保健所保健予防課感染症係
〒114-0001 東京都北区東十条2-7-3
電話番号:03-3919-3102