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掲載開始日:2023年6月28日
最終更新日:2024年8月21日
咽頭結膜熱は、夏に乳幼児を中心に流行する感染症の一つです。
保育園、幼稚園、学校などでの複数感染事例が報告されていることから注意が必要です。
症状や感染経路などを知り、早期発見と感染予防に心がけましょう。
アデノウイルスによる感染症です。
感染経路として、
患者の咳やくしゃみに含まれるウイルスを吸い込むことによる飛まつ感染
便の中のウイルスが、手を介して口や眼などの粘膜から体内に入り感染する経口及び接触感染
などがあります。
咽頭結膜熱は感染力が強く、プールや温泉施設などでの感染もあることから「プール熱」とも呼ばれています。夏に流行しますが、冬に小流行することもあります。
5〜7日程度の潜伏期間の後、発熱、咽頭炎(のどのはれ)、結膜炎(目の充血)などの症状があらわれます。その他、リンパ節の腫れ、腹痛、下痢などが生じることもあります。症状は1〜2週間程度でおさまります。まれに重症肺炎を合併することがあります。
治療薬や予防のためのワクチンはありません。対症療法となります。
眼の症状が強い場合は、眼科を受診し、治療を受けましょう。
食事をとりやすいよう、柔らかく、薄味の食事を工夫し、水分補給を心がけましょう。
ぐったりしている、呼びかけに対する反応が鈍い、意味不明の言動が見られるなどの症状が現れた場合はすぐに受診しましょう。
1.手洗い
2.咳エチケット
3.消毒
4.その他
保育園関係者向け
社会福祉施設等関係者向け
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お問い合わせ
所属課室:北区保健所保健予防課感染症係
〒114-0001 東京都北区東十条2-7-3
電話番号:03-3919-3102