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掲載開始日:2015年6月1日
最終更新日:2024年4月1日
デング熱とは、アジアや中南米、アフリカなど熱帯・亜熱帯地域で流行する、蚊が媒介するウイルス性の感染症です。日本では、流行地域で感染し帰国後発症する症例がありましたが、平成26年8月、海外渡航歴がないにもかかわらず、デング熱の患者が発生したとの報告が厚生労働省よりありました。
潜伏期間は2〜14日(多くは3〜7日)で、症状は高熱(38〜40度)、頭痛、関節痛、筋肉痛、発疹等があります。
特別な治療法はなく、症状に応じた対症療法が行われます。
デングウイルスに感染した蚊(ネッタイシマカ・ヒトスジシマカが代表的)に刺されることにより感染します。人から人に直接感染することはありません。
日本国内での感染経路としては、航空機等で海外から蚊が持ち込まれたり、流行地域から感染して帰国した方から蚊を介して感染したりすると考えられます。
有効なワクチンはありません。
デング熱の流行地域に渡航する際は、旅行先でのデング熱の情報の確認が必要です。
また、蚊に刺されない工夫をする必要があります。
お問い合わせ
所属課室:北区保健所保健予防課感染症係
〒114-0001 東京都北区東十条2-7-3
電話番号:03-3919-3102