医薬経済ONLINE

医療・医薬品業界のオピニオンリーダーとして、1988年創刊「RISFAX」、2000年創刊「医薬経済」を発行しています。毎月1日・15日に公開する「医薬経済ONLINE」 の中から、ダイヤモンド編集部が旬の話題をピックアップして「お届け」します。

「3大メガバンク」出身者が牛耳る日本調剤、カリスマ経営者復帰でも危ぶまれる抜本改革

2024年12月12日

「3大メガバンク」出身者が牛耳る日本調剤、カリスマ経営者復帰でも危ぶまれる抜本改革

調剤薬局大手の日本調剤が2004年の上場以来、半期決算で初の赤字となり正念場を迎えている。6月には創業者の三津原博氏が5年ぶりに取締役として復帰して会長に就きテコ入れを図ろうとしているが、社長をはじめとする経営陣は60歳代の元銀行マンが固...

三菱ケミカルグループの長期ビジョンに垣間見える田辺三菱製薬「売却シナリオ」、買い手候補は?

2024年12月5日

三菱ケミカルグループの長期ビジョンに垣間見える田辺三菱製薬「売却シナリオ」、買い手候補は?

三菱ケミカルグループは経営方針説明会を開催、35年度をターゲットとする長期ビジョンと、来年度を起点とする新中期経営計画を発表した。田辺三菱製薬は立ち位置はどうなり、どんなシナリオを描くのか。

オリンパス社長が違法薬物購入疑いで辞任、ビジネスに波及する「深刻な懸念材料」

2024年11月21日

オリンパス社長が違法薬物購入疑いで辞任、ビジネスに波及する「深刻な懸念材料」

日本を代表する医療機器メーカーのオリンパスで2023年4月から社長CEOを務めてきたシュテファン・カウフマン氏が違法薬物を購入・所持していた疑いにより10月28日付で辞任した。個人の問題で終わらない、ビジネスに波及する懸念材料とは?

中外製薬が研究所を集約、「大型研究施設をつくると製品が出なくなる」ジンクスを打ち破れるのか?

2024年11月14日

中外製薬が研究所を集約、「大型研究施設をつくると製品が出なくなる」ジンクスを打ち破れるのか?

中外製薬は二つの研究所を集約した研究施設を神奈川県横浜市に新設した。大きな研究所をつくると「製品が出てこなくなる」という「業界あるある」を果たして打ち破れるのか。

ゼオンメディカルが医師に1億円超バラマキ、製薬業界に周回遅れで医療機器の不祥事が相次ぐ理由

2024年10月3日

ゼオンメディカルが医師に1億円超バラマキ、製薬業界に周回遅れで医療機器の不祥事が相次ぐ理由

自社の医療機器を使った見返りに医師へ現金を渡したとし、元社長が贈賄容疑で逮捕された医療機器メーカーのゼオンメディカル。医療機器業公正取引協議会は同社に対し、厳重警告の処分を下した。医療機器業界ではここ3年間、重大な規約違反事例が相...

大正製薬の内臓脂肪減少薬「アライ」に市場は熱狂せず、薬局からは怨嗟の声

2024年9月26日

大正製薬の内臓脂肪減少薬「アライ」に市場は熱狂せず、薬局からは怨嗟の声

大正製薬は内臓脂肪減少薬「アライ」を4月に発売した。現状、かつて発毛剤「リアップ」が見せたような市場の熱狂は起きていない。このOTC薬の流通をめぐっては、薬局などから不信の声が沸き起こっている。

スギ薬局「調剤ミス」女性死亡で裁判、遺族の感情を逆なでした対応の稚拙

2024年9月19日

スギ薬局「調剤ミス」女性死亡で裁判、遺族の感情を逆なでした対応の稚拙

スギ薬局で調剤された薬を服用した女性が死亡したのは調剤ミスが原因だとし、遺族が賠償を求める訴訟を東京地裁に起こした。遺族側はスギ薬局の対応について「遺族の気持ちを逆なでするものであった」としている。何が遺族の感情を逆なでしたのか。

武田薬品で女性初の日本事業トップ、「非本流」人物が大抜擢された裏事情

2024年9月12日

武田薬品で女性初の日本事業トップ、「非本流」人物が大抜擢された裏事情

武田薬品工業で女性初のジャパンファーマビジネスユニット(JPBU)のプレジデントに4月1日付で就任した宮柱明日香氏は、「本流」を歩んできた人物ではない。別の次期社長候補と目される日本人女性管理職よりも経歴は劣る。

住友ファーマ「過去最大規模の希望退職募集」断行で描く再建シナリオと住友化学の態度

2024年9月5日

住友ファーマ「過去最大規模の希望退職募集」断行で描く再建シナリオと住友化学の態度

住友ファーマの24年度第1四半期の決算は、営業利益段階での赤字こそ残ったものの、まずまずの内容。そんな中でさらなる構造改革のため、同社過去最大規模となる約700人の希望退職を募ることを発表した。

25年参院選で医師会候補は圧倒的に集票できるのか?医療系4団体の火花【医師・歯科医師・看護師・薬剤師】

2024年8月22日

25年参院選で医師会候補は圧倒的に集票できるのか?医療系4団体の火花【医師・歯科医師・看護師・薬剤師】

日本医師会の釜萢敏副会長が2025年7月の参議院選挙における自民党比例代表公認候補となった。釜萢氏は「医療系トップでの上位当選」が求められる。

テルモが喰らった"毒饅頭"、重度心不全の再生医療製品「ハートシート」正式承認が否決された顛末

2024年8月15日

テルモが喰らった"毒饅頭"、重度心不全の再生医療製品「ハートシート」正式承認が否決された顛末

重症心不全を対象としたテルモの再生医療等製品「ハートシート」について、厚生労働省の薬事審議会は有効性が示されていないとし正式承認を否決した。条件・期限付承認制度の「第1号」として15年に仮承認を得ていたが、失敗に終わった。

武田薬品「暴走機関車」のウェバー社長はいつまでマトモだったのか?

2024年8月1日

武田薬品「暴走機関車」のウェバー社長はいつまでマトモだったのか?

2014年に就任した武田薬品工業のクリストフ・ウェバー社長は、いつまでマトモだったのか。今年の株主総会では、議決権行使助言会社大手の米インスティテューショナル・シェアホルダー・サービシーズ(ISS)も、ウェバー社長の再任と賞与の承認に反...

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