-週刊ダイヤモンド編集部-


専門医の監修を得て、あなたの症状に潜む病気の可能性を検証。カラダのアラームをキャッチせよ。
「睡眠時無呼吸症候群」実は2種類、閉塞性・中枢性で違い

2017年2月24日

「睡眠時無呼吸症候群」実は2種類、閉塞性・中枢性で違い

眠っている間に10秒以上呼吸が止まる睡眠時無呼吸症候群(SAS)。日中のひどい眠気や集中力の低下が自覚症状だ。肥満が発症リスクだが、顎が引っ込んでいる人や首回りが43cm以上ある人もリスクが高い。ただしこれは"閉塞性"睡眠時無呼吸症候群...

サウナで認知症リスク低下、本場フィンランドの報告

2017年1月27日

サウナで認知症リスク低下、本場フィンランドの報告

お父さんたちの疲労回復に、若い女性の美肌・痩身にと根強い人気がある「サウナ」。さらに昨年末、サウナの本場フィンランドから「認知症予防に良い」という報告があった。研究者らは、フィンランド在住の中年男性(42〜60歳)2315人を対象に、サウ...

生活習慣調査から見えた「健康な高齢者」と「不健康な若者」

2016年12月16日

生活習慣調査から見えた「健康な高齢者」と「不健康な若者」

先日、厚生労働省から「平成27年国民健康・栄養調査」が公表された。これによると、過去10年間で糖尿病と脂質異常症が疑われる人の割合は、ほぼ変化がなかった。加齢が発症リスクであることを考えると「健康を気遣う高齢者」が増えたと推測される。

社会文化的伝統は肥満のもと 年末〜春は危険だらけ

2016年12月2日

社会文化的伝統は肥満のもと 年末〜春は危険だらけ

世界各国の祝祭日の過ごし方はそれぞれだが、一つ共通点がある。それは家族で美味しい物をたくさん食べること。先日、米マサチューセッツ内科外科学会発行の「NEJM」にユニークな研究結果が報告された。米コーネル大学の研究チームによるそれは、米...

どちらか一つじゃだめ?カロリー制限か運動療法か

2016年11月10日

どちらか一つじゃだめ?カロリー制限か運動療法か

特定健診の結果で、メタボ中高年は食習慣の改善と運動療法を迫られる。せめてどちらか一つで、と思うのだが。米国の研究によれば、適度な減量ができれば「カロリー制限」と「運動療法」の効果は同じらしい。対象は、肥満やあまり運動をしない"座り...

サルコペニア肥満で糖尿病!?筋肉減でインスリン分泌低下

2016年11月4日

サルコペニア肥満で糖尿病!?筋肉減でインスリン分泌低下

国民健康・栄養調査(2012年)によると、糖尿病が強く疑われる成人男女は950万人、糖尿病予備群は1100万人に上る。男性の4人に1人、女性の5人に1人が糖尿病かその予備群だ。最近、2型糖尿病の発症リスクとして「サルコペニア肥満」という概念が注目...

受動喫煙のリスクは「確実」 がん、脳・心疾患、乳幼児突然死症候群

2016年10月13日

受動喫煙のリスクは「確実」 がん、脳・心疾患、乳幼児突然死症候群

この夏、「たばこ白書(厚生労働省)」が改訂された。喫煙、受動喫煙と疾患との因果関係を「確実」〜「無関係の可能性」の4段階で評価した点が特徴。本人の喫煙と疾患との因果関係が証明されている「がん(肺・咽頭・食道など)」は「確実」。これ...

遺伝子検査で再発リスクを評価 抗がん剤治療の回避も――乳がん

2016年10月7日

遺伝子検査で再発リスクを評価 抗がん剤治療の回避も――乳がん

早期乳がんでは、術後に抗がん剤治療が行われる。超早期でない限り必要な治療だが、吐き気や極度の疲労感、脱毛など女性にはつらい副作用もあり、できれば避けたいのが本音。近年は遺伝子検査で「再発リスク」を調べ、結果次第で術後の抗がん剤治療...

アクセスランキング

  • 最新
  • 昨日
  • 週間
  • 会員

最新記事

AltStyle によって変換されたページ (->オリジナル) /