衆院選の「自民党の勝敗」を、日本維新の会が左右しそうな理由とは

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日本維新の会・松井一郎代表Photo:JIJI

信ぴょう性が高い
自民党の情勢調査

10月31日に投開票となる衆議院選挙。その行方はどうなるのか。日本全国が注目しています。

宮崎謙介宮崎謙介氏

この12日間の選挙戦で、情勢の事前予想も二転三転しているのが新聞紙面やニュースを見てもよくわかります。「自民は単独過半数割れ」と報道したかと思ったら、「自民圧倒的勝利」と正反対の見出しが紙面に躍るのです。それほどまでにこの選挙戦は激しく繰り広げられ、有権者も戸惑っていることがうかがい知れます。

そもそも、この事前予想というものは各政党が調査をするものもあれば、マスコミ各社が行うものもあります。ただ、その信ぴょう性を左右するのは「サンプル数」です。多くの情勢調査は各選挙区内で500人のサンプルで統計を取っていますが、自民党の情勢調査は1000人のサンプルを取っています。従って自民党の情勢調査は非常に信ぴょう性が高いのです。

ありがたいことに私のところにも、自民党の調査結果の情報が入ってくるのですが、拮抗している選挙区が多く、情勢調査の結果も二転三転していることを考えると、最終的な結果がどうなるのかは蓋を開けてみなければわかりません。

ただ、現時点ではっきりしていることがいくつかあります。それは今回の野党共闘によって勢力図が大きく変わってきているということです。まさに均衡が崩れたこの状況は、自民党にとっては今後脅威になりえるでしょう。

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