岸田新内閣で初入閣の「若手3議員」、同期から見た人物像とは

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岸田新内閣で初入閣の「若手3議員」、同期から見た人物像とは牧島かれんデジタル相(中段中央左)、堀内詔子ワクチン担当相(中段中央)、小林鷹之・経済安全保障担当相(左上)若手3人が起用された岸田内閣。同期の宮崎謙介氏から見た人物像とは? Photo:Anadolu Agency/gettyimages

初入閣が13人
若手抜てきの人事

岸田内閣が発足しました。菅前首相が不出馬表明をしてから約1カ月間、この日が来ることをひそかに心の中で楽しみにしていた私ですが、今回の岸田文雄氏はこれまでとは少し違うと思います。「優柔不断で決められない男」とやゆされていた岸田氏ですが、解散時期を自らの意思で当初目されていた11月7日投開票の日程を10月31日に早める決断をしました。

宮崎謙介宮崎謙介氏

これには当然、いろいろな方々からの提案もあったのだろうと思いますが、最終的に決断を下すのは首相です。1週間ズレるだけで、各立候補者の陣営はてんやわんやとなります。

ある事務所の秘書は「1週間早まったからもう目玉がゆでたまごになりますよ」と表現していました。あまりの忙しさに目玉が加熱されて固まってしまうという意味なのでしょう。混乱具合がとてもよく伝わってきます。

いずれにせよ、野党陣営にも混乱を与えることになり、宰相としての手腕を発揮していると評することができるでしょう。決断できる男、リーダーとして十分な働きをしているのではないでしょうか。

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