コロナで「人余り」が深刻な業種とは?帝国データバンクが解説
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新型コロナウイルスの影響は、企業の経営環境や雇用環境などをどれほど悪化させたのか。帝国データバンクが調査データを基に解説する。(帝国データバンク情報部 丸山昌吾)
コロナ禍で激変した
企業の経営環境
2020年に入ってから、新型コロナウイルスの感染拡大によって世界中が大きな影響を受けている。日本でもこの問題によって経済活動が大幅に制限され、景気が悪化するとともに、新型コロナの影響を受けて倒産する企業も増加。生産活動の制限などで雇用にも影響が出て、完全失業者数も増加している。
新型コロナの問題は当初、中国国内において感染が拡大し、その中心となっていた武漢市の閉鎖は、大きなインパクトをもって報じられた。
とはいえ、過去にもSARS(重症急性呼吸器症候群)や新型インフルエンザなど、新しい感染症が流行したこともあったが、幸いにも国内では大きな感染拡大には至らずにいた。
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