メールやSNSの返事が遅いビジネスマンは「絶滅」する理由
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SNSの普及が背景にあると思われるが、仕事の依頼や問い合わせに対するレスポンスが早い人が増えている。一方、かつてのように、「メールの返事が数日後」という人もいまだに少なくない。このようなレスポンスが遅い人は今後、変化の激しいビジネスの世界で生き残れない可能性が高い。(営業サポート・コンサルティング代表取締役、営業コンサルタント 菊原智明)
SNSの普及で
レスポンスの早い人が増えた
SNSの普及によってレスポンスが早い人が増えた。その場でメッセージを送れば、数十分で返信が返ってくる。あなたも日常的に、そんな素早いやり取りをしているだろう。
考えてみれば、ほんの少し前までは、"メールを送って2日間返事を待つ"なんてこともよくあった。しかし気がつけば、そういったのんびりしたやり取りは少なくなっている。
これは若い人とのやり取りだけにとどまらない。私の両親(70代)でさえ、SNSで仲間と素早く連絡を取っている。いつの間にか世間は格段にスピードアップしているのだ。
私の仲間で、ごくわずかだが「SNSなんて使わない方がいい」とかたくなに利用していない人かいる。その人たちはレスポンスが悪い。
SNSのグループに入っていないので、いちいち個別で連絡を取らなくてはならない。だから、どうしても面倒になってしまう。何かをする際も《彼は今度でいいか》とスルーしてしまう。
これは結構、怖いことだと思う。
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