ビットコインは「毎日がリーマンショック」だがバブルとは呼べない理由

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ビットコインは「毎日がリーマンショック」だがバブルとは呼べない理由

ビットコインの威勢が良いようだ。

11月28日、ビットコインは基本的な単位である1btc当たり、一時9780ドルを越えた。これは日本円にして100万円を超えるプライスだ。11月12日からの約2週間で75%の上昇となる。

もっと言えば、今年に入り加速の度合いを強め、価格は10倍(2017年1月1日時点で1btc=908ドル)、ここ数年で見れば50倍近くになっている(2015年1月1日時点で1btc=217ドル)といえば、この凄まじさが伝わるだろうか。

これは、いわゆる"バブル"なのだろうか。

ビットコインの本質とは
仮想空間上の数量設定

まず、ビットコインとはどのようなものなのか、基本的なことを確認しておこう。

ビットコインとは、ざっくりと言ってしまえば「仮想空間上の数量設定」でしかない。ビットコインの有限の量が設定され、それが誰の持ち分か、また誰から誰に譲渡されたかが漏れなく記録されているだけである。

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