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2024年10月20日

3月 24日

大阪、梅田駅のすぐ近くに「歯神社」なるものがあります。
昔はそのあたり一帯が湿地帯で、もともとは埋田と呼ばれており、
淀川が氾濫するたび洪水になっていたそう。
が、歯神社の所に巨石があって、そこでせき止められて
それ以上の被害が及ばなかったことから「歯止めの神様」として
お祀りするようになったそうです。

一昨日の夜、大阪の友人がそういう話をしながら案内してくれました。
友人はちゃんとお賽銭をあげてお参りしていたが、
私はフ〜ン、と思いながらちょっと手を合わせてだけだったのね。
そしたら翌日、まさかの歯トラブル!
朝、ご飯と冷ややっこ、みそ汁(いずれも柔らかい!)を食べていたら
急に奥歯にガリッと当たるものが。
何と虫歯の詰め物が取れて歯も欠けてる!
そして、しくしくと痛い。。

祟りか?霊験あらたかなのか?

仕方なしに急遽予定を繰り上げ東京に帰って歯医者に行きましたよ。
今度大阪に行ったときはちゃんとお参りして
お賽銭上げますので勘弁してください。

歯神社HP
https://www.hagamisan.com/
posted by studiofourmailmagazine at 20:43| Comment(0) | 日記

3月 17日


前回のオマケでちょっと書きましたが、三味線でバッハ弾いてます。
オーケストラのビオラの友人が笙をやり始めて、
合奏をやりたいが和楽器団体の中では難しいというところから
じゃあちょっと一緒に、という流れになりました。
和楽器の団体は色々難しいんですよ。
この先生だったらこういうふうに話もっていかないと、とか
そこでやってたならウチでは一緒にできませんとか。
家元制度みたいな、囲い込みみたいなものですよ。
でもそれで形が守られてきたわけで、一概に悪いわけではないんだろうが
新しいことをやるにはなかなか窮屈な世界かもしれません。

三味線というのは面白い楽器で音域広くて調弦も自由にできる。
音量は小さいが、笙も音小さいし、音の小さい楽器で合奏というのも
いままでにない発想な感じで面白いです。
ちゃんとお聞かせできるくらいになったら発表の機会を設けますので
ぜひぜひ聞きにいらしてください。
posted by studiofourmailmagazine at 20:42| Comment(0) | 日記

3月 10日

大阪ではちゃんとスタジオの仕事もしてますよ。
予約受付、メールの返事、ホームページの更新、チラシの製作
等々、まあテレワークというか、サテライトオフィスというか。
パソコンとスマホがあればどこでも仕事ができます。
ほんとに世の中便利になりましたが、
半面どこへ行ってもっても仕事から逃れられませんね。

その他の時間は楽器の練習をしています。
一人暮らしなので思いついた時に練習できて
東京に居る時よりよく練習しています。
何せ、オケを2つやってるのでコントラバスで交響曲を6曲、
チェロで室内楽を3曲、慰問演奏用の曲も10曲ほど、
三味線で出囃子3、4曲とバッハのゴルドベルク変奏曲、
笙の友達と和楽器でバッハをやろうということになって。
時々、我ながら何やってんだろと思いますが、
まあもう68歳、やりたいことはやれるときにやっとかないとね。
4月からのジャズライブも、これまでとは違ったアプローチができるかも。
ぜひぜひ聞きに来てください。
チャージ無料です。
posted by studiofourmailmagazine at 20:42| Comment(0) | 日記

3月 3日

大阪では和裁教室に通っています。
月半分以下しか滞在してないので月1、2回しか行けませんが
これまで単衣2枚と半襦袢と長襦袢を縫いました。
今、袷を縫っているが、なかなか進まない。
来シーズンには着れるといいなあ。

洋裁はやってたんですよ。
ミシンでガーッと縫うのが気持ちよく、
手でちまちま縫うなんて性に合わんと思っていたが、
やっぱり年のせいでしょうかね。
今ではちまちま縫うのが好きになりました。

違いは縫い方だけではないんです。
洋裁は布地を形に切って縫い合わせるが、
和裁は形を切らずに縫いながら形にしていくんです。
洋裁はプラモみたいに、布を色んな部品に切ってから
縫い合わせて服にしていくので沢山の端切れができる。
ところが和裁は長方形の布を縫い合わせるだけ、
余った所は折りこんでいくので切れ端が出ない。
しかも手縫いはほどくのも簡単、すぐ元の長方形に戻る、
そしてサイズを変えたり別のものを作ったりできる。
究極のSDGsだと思う。
和服や着物を世界遺産にしてほしいです。
posted by studiofourmailmagazine at 20:41| Comment(0) | 日記

2月 25日

大阪では和裁教室に通っています。
月半分以下しか滞在してないので月1、2回しか行けませんが
これまで単衣2枚と半襦袢と長襦袢を縫いました。
今、袷を縫っているが、なかなか進まない。
来シーズンには着れるといいなあ。

洋裁はやってました。
ミシンでガーッと縫うのが気持ちよく、
手でちまちま縫うなんて性に合わんと思っていたが、
やっぱり年のせいでしょうかね、
今ではちまちま縫うのが好きになりました。

洋裁と和裁の一番の違いはミシンか手縫いかではなく、
布地を形に切って縫い合わせるか、
形を切らずに縫いながら形にしていくかだ思う。
洋裁はプラモみたいに、布を色んな部品に切ってから
それを縫い合わせて服にしていく。
だから切り取る時点で沢山の端切れができる。
そして出来上がったものは簡単には作り直せない。
ところが和裁は長方形の布を縫い合わせ、
余った所は折りこんでいくので切れ端が出ない。
手縫いはほどくのも簡単なのですぐ元の長方形に戻る、
そしてサイズを変えたり別のものを作ったりできる。
これは究極のSDGsですよ。
和服を世界遺産にしてほしいです
posted by studiofourmailmagazine at 20:40| Comment(0) | 日記

2月 11日

大阪に月の半分くらい行ってます。
何故なのか、大阪で何してるのか等の話はまたすることにして、
移動手段としての新幹線切符購入のお話です。

JRは65歳以上だとジパング倶楽部という会員制度があって
加入すると全国のJRが3割引きになります。
写真付きの手帳が発行され、それに記入して購入だから
券売機ではなく、対面式のみどりの窓口でしか買えない。
しかしそのみどりの窓口が続々なくなっているのをご存じですか?
今あるのは、東京、池袋、新宿、渋谷くらいじゃないかな。
で、その代替として、テレビ電話付の券売機が登場しました。
呼び出すとリモートで書類を確認し、発行してくれます。
学割、身障者割引などもこれで買えます。

ところが、このリモート券売機もすべての駅にはない。
ウチの近所では巣鴨駅にしかなくて、大塚にはないんです。
(大塚駅だってもともとみどりの窓口はあったのに!)
で、そのリモート先はどのくらいの人数で対応してるのかは全くわからない。
呼び出すと画面に「ただいま12人待ち 待ち時間およそ20分」とか
出てくるんだけど、待ちが多い時はもっと人員増やせよ!とか思う。
みどりの窓口で12人くらい待ってて20分かかったら仕方ないと思えるが。

志の輔師匠の落語「みどりの窓口」も通じない話になってくるんでしょうね。
「え〜昔はJRも駅員さんが切符を販売するみどりの窓口というものがありまして、」
なんて、まるで古典のへっつい幽霊ですね。
posted by studiofourmailmagazine at 20:39| Comment(0) | 日記

2月 4日

50年前、部活でウッドベースを弾くことになりました。
独学での限界を感じジャズベースを習いに行ったところ、
基礎はクラシックと言われて、弓の練習を延々とやらされました。
(最近のジャズべ−スの先生はそんな事はしません)
亡くなった父がクラシック好きでよく聞いていたこともあり、
その後オーケストラに入団、それらもう20年です。

当時、ジャズはビッグバンドを中心にすでに30年やってて
生音の素晴らしさやアンサンブルの楽しさは十分承知していたが
何十人もの弦楽器の響きには感動を通り越して泣きそうになりましたよ。
もちろんコンサートでオーケストラは何度も聴いたことはあったが
「中に入って一緒に演奏する」というのは全く違う。
音が皮膚から入ってくる、とでも言いましょうか。

それで病みつきになってずっとやっているが、20年も続けていると
舐めてかかるというか、もうなんでも弾ける気になってしまう。
最近別の団体の友達にベートーベンやるから手伝ってと誘われ、
一度やったことあるし楽勝!と思って安請け合いしたが、
フタ開けたら他の曲が超難敵!
ブルッフ「交響曲1番」、シューマン「序曲とスケルツォとフィナーレ」
作曲者は今までやったことない人だし曲も全く知らない。
しかも難しい。
しかもテンポ速い。
しかも楽勝と思ったベートーベン8番、忘れてて弾けない。
しかもこれもテンポ速い。。

何だこの選曲は〜〜!!

何事も舐めたらアカン、ということを学びました。
本番まで3ヶ月、今必死こいて練習してます。
posted by studiofourmailmagazine at 20:39| Comment(0) | 日記

1月 28日

昨日老人施設での慰問演奏をしてきました。
季節の童謡や唱歌などをやるんですが
曲によって反応が違うのが面白い。
もちろん何をやっても喜んでいただけるのですが
え?この曲がそんなにウケる?みたいな事があります。
昨日は「月の砂漠」がストライクだったようで、
歌のお姉さんに合わせて4番までしっかり歌っていました。
そしてどこに行っても必ず喜ばれるのが「ふるさと」。
施設は、そこに入院しているようなものだから
もう帰りたくても帰れないんでしょうね。
あと20年もすれば私も聴く側になっていて
「ふるさと」を聴きながら泣いているかもしれないなあ、
いや生きてないかもしれないなあ、などなど
いろいろと考えさせられました。
posted by studiofourmailmagazine at 20:38| Comment(0) | 日記

1月 21日

時々大阪に来ています。
大阪は楽しくていいんですが、環状線がナゾ過ぎます。
山手線のように大阪市内を線路がぐるっとつながっているのですが、
環状してない。
つまり、神田から渋谷に行こうと思って
「山手線のホーム」から乗ったら蒲田、みたいな。
山手線と京浜東北線が同じホームを使用してるって感じで
東京では平行して走っている区間もあるが
「同じホーム」ではないでしょう?
しかも電車の色も見分けつかないし。

また、ほとんどが天王寺止まりの一周だけ。
天王寺で乗り換えなくてはいけない。
まれにちゃんと環状してる電車もあるんだが、
いちいち行先確認しないと大変なことになってしまう。

大阪駅の「新快速」が停まるホームも
7、8、9、10番があってどこに来るかいちいち確かめないといけない。
だいたい8番ホームだが、よく確かめずに降りると
階段渡った向こうの9番ホームだったりして、
気づいて慌てて駆け上がってもギリギリアウト。
全く腹立たしい。

こういう所が大阪のグズグズな点なのかなあ。
駒治さんにこういう所を突っ込んだ鉄道落語作って欲しいです。
まあ東京の人には理解されないだろうが。
posted by studiofourmailmagazine at 20:37| Comment(0) | 日記

1月 14日

年末、友人に誘われてトランポリンをやった所、
今頃になって膝が痛いです。
いつまでも元気なつもりでいても
体は確実に老化してるんですね。
ほどほどにしておけということなんだろうが
かといって何もしないともっと動けなくなりそうだし、
兼ね合いが難しい所です。

数日前には飲み過ぎてコケて眼鏡が変形してしまいました。
身代わりになってくれたのか、眼鏡だけで済んで良かったです。
(直りました)
スマホを洗濯してしまってご臨終になってしまいました。
(以前使ってた機種で復活しました)

なんだか散々な年末年始だが
こうやって書いてみると全部自己責任ですね。
昔、年寄りというのは分別ある大人だと思っていたが
いざ自分がなってみると、好き勝手出来る分、
若いころよりひどくなってる気がする。
「かわいらしいおばあちゃん」にはなかなかなれそうにありません。
posted by studiofourmailmagazine at 20:36| Comment(0) | 日記

1月 7日

羽田空港での航空機事故と言えば、40年前の「逆噴射」を思い出す方も多いと思います。
実は私あの時、2歳の息子を連れ福岡へ帰る予定で羽田に居合わせておりました。
急に周囲が騒然とし、出発便はすべてキャンセル、状況が全くわからず
とにかく何らかの事態になって飛行機は当面飛ばないということで、
急ぎチケットを払い戻して東京駅に向かいました。
当時すでに博多駅まで新幹線が開通していたとは言え
子連れで約7時間(現在5時間)も、と暗たんたる気持ちでしたが
奇しくも事故機は福岡羽田便、事故に遭わなかっただけでも幸運でした。
ほんとうに一歩間違えるとどうなるかわからないもの、
何事もなく毎日を過ごせるということがいかにありがたいことかと
改めて思い知らされました。
地震、津波、事故で亡くなった方々のご冥福をお祈りするとともに
残された方々の一日も早い立ち直りを願っています。
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12月 24日

ジャズのライブをやっていると、この時期必ずクリスマスソングをやります。
スタンダードナンバーになっているものが多く、リクエストも多い。
ホワイトクリスマス、あわてんぼうのサンタクロース、赤鼻のトナカイ、他
題名は知らなくても聴いたら、ああクリスマスと思う曲がたくさんあります。
スーパーでもさかんに流れてますよね。

ただこのクリスマスソングって、一年のうちこの時期しか演奏されない。
11ヶ月ぶりに楽譜を出して、どんな曲だったっけと思いながら演奏して
ようやく慣れてゴキゲンに演奏できるようになったらまた来年までお蔵入りです。
別に歌詞入りじゃなくて演奏だけなんだからいつでもやっていいような気もするんだが。
仮に歌詞入ったとしても英語だからそんなに意味わかんないと思うのよね。

メル・トーメという人が作って歌って有名になったザ・クリスマスソングという曲があって
これは曲としてとっても良くて大好きなんですがクリスマス時期以外ではやらない。
題名に罪はないだろ〜。
1月とか夏とかにもやってみたいものです。

メル・トーメ(作者による歌)
https://www.youtube.com/watch?v=JjWQmtgxbMU

デクスター・ゴードン(テナーサックスの演奏)
https://www.youtube.com/watch?v=5uoh4E8WnMk
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12月 17日

この時期、よく柚子をいただくので、いろんな料理をして使っています。
果汁を絞ってポン酢醤油にするとか、皮を薄く削いでお新香やお吸い物に、
というのはどなたもやっていると思います。
その後の「果汁を絞って皮も削いだ柚子」はどうしていますか?
御用済みで生ごみ、というのはあまりにもったいないです。
種を取ってザク切りにし、ひたひたより少なめの水で10分くらい煮て
砂糖を入れて煮溶かせば、超美味い柚子シロップのできあがりです。
ヨーグルトにかけたりお湯で割って柚子茶にしていただきます。
一般の柑橘類は、皮に渋みがあって何度もゆでこぼさないと渋みが抜けないのですが
柚子はそのままで大丈夫というすぐれものなんです。
また、取った種もアルコールや焼酎に漬けておくと天然の化粧水になります。
まさに捨てる所ナシ。
煮る時、一緒にリンゴの薄切りも入れるとさらに美味しいジャムになりますよ。

ポン酢、といいますが、これはオランダ語で柑橘果汁を意味するポンスから来た言葉。
すっぱいからポンスのスを酢にして日本語にしちゃったんですね。
なので、「ミツカン味ポン」というのは正確には「ミツカン味ポン酢醤油」と言わなくてはいけない。
また、柑橘果汁に蒸留酒をまぜたカクテルのことをポンチと言って、
これに果物を入れたものがフルーツポンチなんですよ。
posted by studiofourmailmagazine at 20:34| Comment(0) | 日記

12月10日

2年前に大阪でコケて膝の皿を割って手術しました。
その後病院に通ってレントゲン撮ったりしてたが、
なかなか解放してもらえない。
骨密度が低下してるから薬飲みなさい、次は3か月後、等々
日程合わせるのも面倒だし検査のたびにお金かかるし、
そもそもそんな必要あるのか?
ということでこないだついに、「もう大阪には来られなくなった、
必要とあらば東京の病院に通うから紹介状を書いて。」と言ったら
「もういいんちゃう?」とあっさり解放してくれました。
何やねん。

2か月前に大腸憩室炎になって一週間入院しました。
点滴ですっかり回復したんですが、その時CTを撮りまくられて、
ここに何か影がある、あっちがどうもおかしい、
と、何か所も検査に通うハメになってしまった。
3か月先までいろんな科の診察予定がいっぱいですよ。
何やねん。

まあもちろんそれでヘンなもんが早期発見されるかもしれないからいいんだろうが、
これまでほとんど病気をしたことなかったので「病気を作られてる」ような気がして
何やねん、な気分です。
posted by studiofourmailmagazine at 20:34| Comment(0) | 日記

12月3日

始めに書きましたビッグバンド、結成してから何と40年です。
メンバーの入れ代わりがあまりないバンドなので、みんなそのまま年取ってきました。
結成当時大学を卒業して会社に入ったばかり、というメンバーは
そのまま定年退職を迎えています。
ずっと続けてきて、さぞや成熟したバンドになっているだろうとお思いでしょうが
実は70前後になってきてみなだんだん衰えてきているんです。
特にコロナ間は練習もままならず、如実に力が落ちてしまいました。
楽器をやっているとボケない、とよく言われますが、
楽器をやっててもボケる時はボケるんです。
やはり若い人をメンバーに入れていかないと活性化しないんだなあと
つくづく感じています。
我がバンドはまさしく今の日本の縮図です。
posted by studiofourmailmagazine at 20:33| Comment(0) | 日記

11月26日

先日友人と文楽を観てきました。
「奥州安達原」という大河ドラマみたいな長い話の真ん中あたりですが
友人は文楽初めて、というもんでこの演目でよかったかなあと心配でした。
話が長くて入り組んでるし、そんなに派手な見せ場があるわけでもない。
ロミオとジュリエットみたいな、仇同士のカップルで
ジュリエットは子供2人もいるのに捨てられてめくら乞食になってしまい、
ロミオは別人になりすましてジュリエットの父(ロミオにとっての親の仇)を
自殺に追い込む、という何だかほんとこの男クソ、としか思えないんですが、
友人はずっと泣いてて(50代の女性)「何か自分の人生重なっちゃって。。」
え?アンタそういう人生だったの?
いやもちろんそんなんじゃないけど、結婚するとき親が反対で
それからずっと親と上手くいかなくて、もう亡くなってしまって、などなど。
話の中の、勘当したから娘が会いに来ても意地でも会わない、でも本当は会いたい、
しかもかわいい孫娘までいるのに、みたいな所がもうささりまくったようです。
やはりこういう伝統芸能って、本質を伝える力があるから
時代がどんなに変わっても人の心に伝わるものがあるんだろうなあと思いました。
posted by studiofourmailmagazine at 20:32| Comment(0) | 日記

11月19日

先週ご案内したオーケストラ演奏会、本日です。
演目のメインは、サンサーンスの交響曲第三番「オルガン付き」
これをお読みになっている頃はパイプオルガンがリハーサルをやっている頃でしょう。
この楽器は教会など建物に備え付けられているバカでかい楽器で、
鍵盤を操作していろいろな音色の音を出します。
音を出すしくみは「ふいご」から風を送ってパイプを鳴らすもので、
足踏みオルガンやアコーディオンと同じ原理です。
しかしあまりにもでかいので、昔は何人もの「ふいご師」が裏で踏んでいたそうな。
とにかく大変な重労働だったので、音楽の素養がある罪人に、
刑罰としてふいごを踏ませていたケースも多かったそうです。
音楽の素養がある罪人て、いったいどんな人たちだったんでしょうね。
現在はモーターで風を送っているのがほとんどです。

この楽器は規格品を設置場所にはめ込むのではなく、
建物に合わせてつくり上げていく、つまり、建物の中に建造物を作るようなもので、
世界に同じものがひとつとしてない、すべてオリジナルなのです。
一本のパイプで1つの音を出すので、小さなものでも数百本、
東京芸術劇場のそれは何と9000本もあり日本一の大きさ。
そしてそのお値段は1990年設置当時、何と3億8700万円!
しかもメンテナンス費用が年間1千万円弱!
あまりの金額に頭がクラクラしてしまいます。

芸術劇場は東京都のものなので、これらはすべて
みなさんの都民税で賄われているということ。
これは聴かなきゃもったいない。
リーズナブルなお値段でオルガンコンサートも開催しているので
ぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか。

ナイトタイムコンサート(1000円)
2023年12月21日 (木)19:30 開演
ランチタイムコンサート(500円)
2024年03月07日 (木)12:15 開演
https://www.geigeki.jp/genre/concert/
posted by studiofourmailmagazine at 20:30| Comment(0) | 日記
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