2016年9月16日
環境数値データベース「大気環境データ」に2014年度データを追加しました
大気汚染防止法に基づいて環境省・都道府県等が実施している「大気汚染の常時監視」は、我が国の大気環境研究のもっとも基礎的なモニタリング調査のひとつです。この常時監視データは、環境省によって整備されたのち、弊所「環境数値データベース」からインターネット上に公開され、研究者や一般市民の方々がダウンロードできるようになっています。
このたび、「環境数値データベース」に大気汚染常時監視 2014年度データを追加しました。このデータセットには、日本全国約1900点の測定局におけるPM2.5 や光化学オキシダントなどの汚染物質の大気中濃度について、年間・月間の統計値だけでなく、1時間間隔の連続データが収録されており、詳細な解析が可能です。
なお、いわゆる「そらまめ君データ」は速報値と呼ばれていますが、それに対して確定値と呼ばれているものが本データセットになります。2014年度速報値をお使いの方は、できるだけ速やかに確定値である本データセットに差替えて頂けるようにお願いします。
環境数値データベース
環境省大気汚染物質広域監視システム(通称・そらまめ君)
環境省・大気汚染常時監視
関連新着情報
-
2025年9月4日報道発表PM2.5の構成成分であるブラックカーボンが急性心筋梗塞のリスクを高める可能性
〜全国7都道府県・4万件超を対象とした疫学研究の成果〜
(筑波研究学園都市記者会、環境省記者クラブ、環境記者会、文部科学省記者会、科学記者会同時配布) - 2025年4月25日更新情報「離島にある大気汚染観測の"すごい施設"とは?」記事を公開しました【国環研View LITE】
- 2025年4月1日更新情報「福江島の大気環境観測施設を訪れました!事務職員の国内出張レポート vol.1(後編)」記事を公開しました【国環研View DEEP】
- 2025年3月31日更新情報「福江島の大気環境観測施設を訪れました!事務職員の国内出張レポート vol.1(前編)」記事を公開しました【国環研View DEEP】
- 2022年10月4日報道発表環境疫学研究によるPM2.5と妊娠糖尿病との関連性についての知見
-
2022年6月8日報道発表PM2.5の健康影響は特定成分に由来しているのか?
〜救急搬送を健康影響指標とした新規疫学知見〜
- 2021年11月3日報道発表G20の消費はPM2.5の排出を通じて年200万人の早期死亡者を生む(筑波研究学園都市記者会、環境省記者クラブ、環境記者会、京都大学記者クラブ、大阪科学・大学記者クラブ、九州大学記者クラブ、文部科学記者会、科学記者会同時配付)
-
2021年6月8日報道発表PM2.5の排出に寄与しているサプライチェーンを特定!
〜効率的なPM2.5の削減に期待〜(九州大学記者クラブ、文部科学記者会、科学記者会、大阪科学・大学記者クラブ、東大阪市政記者クラブ、筑波研究学園都市記者会、環境記者クラブ、環境記者会同時配布) - 2021年4月22日報道発表我が国における金属由来の粒子酸化能の大気中濃度について、初めて予測に成功し、発生源別の寄与率を評価しました—健康影響の低減に効果的な大気汚染物質の削減に向けて—(筑波研究学園都市記者会、気象庁記者クラブ、自動車産業記者会、環境省記者クラブ、環境記者会、文部科学記者会、科学記者会、京都大学記者クラブ同時配布)
-
2021年3月26日報道発表「大気中の有機粒子の各種毒性に対する
発生源別寄与の解明」(平成29〜令和元年度)
国立環境研究所研究プロジェクト報告の刊行について
(お知らせ)(筑波研究学園都市記者会、環境省記者クラブ、環境記者会同時配付) -
2020年6月5日報道発表中国からのブラックカーボン排出量は過去10年で4割もの大幅減少
—IPCC気候モデルへの排出量入力値に見直しが必要—(文部科学記者会、科学記者会、神奈川県政記者クラブ、横須賀市政記者クラブ、青森県政記者会、むつ市政記者会、高知県政記者クラブ、沖縄県政記者クラブ、名護市駐在3社、兵庫県教育委員会記者クラブ、神戸民放記者クラブ、大阪科学・大学記者クラブ、環境省記者クラブ、環境記者会、筑波研究学園都市記者会同時配付) -
2020年5月26日報道発表最近のPM2.5濃度の減少と化学組成の変調の検出
〜越境N/S比の変化による環境影響解析の必要性〜(筑波研究学園都市記者会、九州大学記者クラブ、文部科学省記者会、科学記者会、環境省記者クラブ、環境記者会同時配付) -
2020年4月18日報道発表PM2.5濃度上昇が心停止の発生に影響?
〜日本全国規模の人を対象とした疫学研究の成果〜(文部科学記者会、科学記者会、厚生労働記者会、筑波研究学園都市記者会、環境省記者クラブ、環境記者会、他同時配付) -
2019年2月7日報道発表野焼きにより発生する微小粒子状物質(PM2.5)の影響を評価
—国立環境研究所研究プロジェクト報告「未規制燃焼由来粒子状物質の動態解明と毒性評価 平成27〜29年度」の刊行について(お知らせ)(筑波研究学園都市記者会、環境省記者クラブ、環境記者会同時配付) - 2018年6月29日報道発表PM2.5の窒素成分は植物プランクトン量の増大に寄与—日本南方海域における大気物質と海洋生態系の意外なリンク—(文部科学記者会、科学記者会、神奈川県政記者クラブ、横須賀市政記者クラブ、青森県政記者会、むつ市政記者会、高知県政記者クラブ、沖縄県政記者クラブ、名護市駐在3社、兵庫県教育記者クラブ、神戸市民法記者クラブ、大阪科学・大学記者クラブ、環境省記者クラブ、環境記者会、筑波研究学園都市記者会同時配付)
-
2018年4月12日報道発表「観測と数値予報を統合したPM2.5注意喚起手法の改良 平成25〜27年度」
国立環境研究所研究プロジェクト報告の刊行について(お知らせ)
(筑波研究学園都市記者会、環境省記者クラブ、環境記者会同時配付) -
2018年4月12日報道発表「スモッグの正体を追いかける-VOCからエアロゾルまで-」
国立環境研究所「環境儀」第68号の刊行について(お知らせ)(筑波研究学園都市記者会、環境記者会、環境省記者クラブ同時配付) -
2018年1月12日報道発表「遺伝子から植物のストレスにせまる─オゾンに対する植物の応答機構の解明」
国立環境研究所「環境儀」第67号の刊行について(お知らせ)
(筑波研究学園都市記者会、環境記者会、環境省記者クラブ同時配付) - 2017年11月1日更新情報環境展望台・環境GIS「光化学オキシダント」に2015年度のデータを追加しました
-
2017年10月30日報道発表「直噴ガソリン車および最新ディーゼル車からの粒子状物質の排出実態と大気環境影響」
国立環境研究所研究プロジェクト報告の刊行について
(お知らせ)(筑波研究学園都市記者会、環境省記者クラブ、環境記者会同時配付) - 2017年9月1日更新情報環境展望台「そらまめ君ギャラリー」、「黄砂飛散予測図」を公開しました。過去から最新のデータまで、大気汚染の速報値や予測値を地図化したわかりやすい画像を掲載しています。是非ご覧ください。
- 2017年8月1日更新情報環境GIS「大気汚染予測システム」をリニューアルしました
- 2017年5月17日更新情報環境GIS「有害大気汚染物質調査結果」に2015年度データを追加しました
-
2017年4月11日報道発表「PM2.5の観測とシミュレーション─天気予報のように信頼できる予測を目指して」
国立環境研究所「環境儀」第64号の刊行について(お知らせ)
(筑波研究学園都市記者会、環境省記者クラブ同時配付) -
2017年1月24日報道発表第32回全国環境研究所交流シンポジウム
「多様化する環境問題を知る・束ねる」の開催について【終了しました】(筑波研究学園都市記者会、環境省記者クラブ同時配付) - 2016年10月11日更新情報環境GIS「有害大気汚染物質調査結果」に2014年度データを追加しました
- 2016年9月21日更新情報環境GIS「大気汚染の常時監視結果」に2014年度データを追加しました
- 2016年2月22日更新情報春にピークを迎えるPM2.5、子どもへ影響は?(地域環境研究センターHPへ)
-
2015年11月20日報道発表シベリアの森林火災によるPM2.5環境基準濃度レベルの超過について(お知らせ)
(筑波研究学園都市記者会、環境省記者クラブ同時配付) -
2015年11月11日報道発表ガソリン自動車から駐車時および給油時に蒸発してくる揮発性有機化合物を成分ごとにリアルタイムに分析
(筑波研究学園都市記者会、環境省記者クラブ同時配付) - 2015年10月13日更新情報環境GIS「大気汚染の常時監視結果」に2013年度データを追加しました
-
2015年9月30日報道発表「都市大気における粒子状物質削減のための動態解明と化学組成分析に基づく毒性・健康影響の評価」
国立環境研究所研究プロジェクト報告 第109号の刊行について(お知らせ)
(筑波研究学園都市記者会、環境省記者クラブ同時配付) -
2015年8月19日更新情報環境数値データベース「大気環境データ」に
2013年度データを追加しました - 2015年4月30日報道発表光化学オキシダントでコメの収穫量が減る新たな要因を解明—イネの穂の枝分かれが関与—(筑波研究学園都市記者会、環境省記者クラブ同時配付)
- 2015年4月2日更新情報国立環境研究所研究報告「PM2.5と光化学オキシダントの実態解明と発生源寄与評価に関する研究」を掲載しました
- 2015年4月1日お知らせ微小粒子状物質(PM2.5)に関する情報の提供について
- 2015年4月1日更新情報環境GIS「大気汚染予測システム」をリニューアルしました
- 2015年1月22日更新情報高校生も楽しめる資源循環・廃棄物研究情報誌 オンラインマガジン環環2015年1月号 循環・廃棄物のけんきゅう:「E-wasteリサイクルに伴う有害化学物質のゆくえ」 循環・廃棄物の豆知識:「野焼きの煙」 けんきゅうの現場から:「E-wasteと健康の関係をしらべる」が公開されました
-
2014年10月6日報道発表「環境と人々の健康との関わりを探る〜環境疫学〜」
国立環境研究所「環境儀」第54号の刊行について(お知らせ)
(筑波研究学園都市記者会、環境省記者クラブ同時配付) - 2013年12月16日報道発表最近の直噴ガソリン乗用車からの微粒子排出状況(筑波研究学園都市記者会、環境省記者クラブ同時配付)
- 2013年2月21日報道発表日本国内での最近のPM2.5高濃度現象について(お知らせ)
- 2012年12月20日更新情報環境リスクインフォメーションワールド「Meiのひろば」に[フロンティア]-"ナノ粒子の着地点はどこ?〜動力学と細胞アッセイ〜"ページ追加
- 2012年10月23日報道発表東京近郊で発生した汚染物質が輸送とともに光化学反応をうけて北関東で微小粒子状物質が高濃度に(お知らせ)(筑波研究学園都市記者会、環境省記者クラブ同時配付)
- 2012年4月17日報道発表国立環境研究所特別研究成果報告書の公表について(お知らせ)(筑波研究学園都市記者会、 環境省記者クラブ同時発表 )
- 2011年4月11日報道発表国立環境研究所の研究情報誌「環境儀」第40号「VOCと地球環境−大気中揮発性有機化合物の実態解明を目指して」の刊行について(お知らせ)(筑波研究学園都市記者会、 環境省記者クラブ同時配付 )
関連記事
関連研究報告書
- SR133表紙画像 2019年2月7日未規制燃焼由来粒子状物質の動態解明と毒性評価国立環境研究所研究プロジェクト報告 SR-133-2018
- 表紙 2018年3月15日観測と数値予報を統合したPM2.5注意喚起手法の改良国立環境研究所研究プロジェクト報告 SR-128-2017
-
表紙
2015年9月29日都市大気における粒子状物質削減のための動態解明と化学組成分析に基づく毒性・健康影響の評価(分野横断型提案研究)
平成24〜26年度国立環境研究所研究プロジェクト報告 SR-109-2015 - 表紙 2015年3月31日PM2.5と光化学オキシダントの実態解明と発生源寄与評価に関する研究国立環境研究所研究報告 R-210-2014
-
表紙
2012年9月30日二次生成有機エアロゾルの環境動態と毒性に関する研究(特別研究)
平成21〜23年度国立環境研究所研究プロジェクト報告 SR-101-2012 -
表紙
2011年12月28日九州北部地域における光化学越境大気汚染の実態解明のための前駆体観測とモデル解析(特別研究)
平成20〜22年度国立環境研究所特別研究報告 SR-95-2011 - 表紙 2010年3月31日光化学オキシダントと粒子状物質等の汚染特性解明に関する研究国立環境研究所研究報告 R-203-2010
関連研究者
表示する記事はありません