浦山ダムに行く機会があったので、ちょうど昼時でもあり、防災資料館「うららぴあ」にあるさくら湖食堂を訪ね、かねてから噂を聞いていた浦山ダムカレーを食べた。今年の9月から本格提供しているらしい。写真の通りのカレーで、ハムカツが乗っているのが珍しい。野菜もあり、これで750円は安い。
さくら湖食堂のマスターにインタビューした。だいたいこんな感じだった。
「はじめは単なるカレーを出すつもりだった。それが、ダムの人があれこれアドバイスをしてくれて、ダムカレーになり、形もこんなものになった。
とんかつをのせることも考えたが、厚すぎるし、コストの面もあるのでハムかつにした。かつは注文を受けてから揚げる。
懐かしい味がしませんか。老人から子供まで誰でも食べられるカレー。ややピリ辛で、この辛さの調節が気を遣うところだ。
食堂に来る食事客の6〜7割がダムカレーを注文する。今のところ売れ行きは上々だが、1年たってみないと本当のところはわからないと思っている。
元々駅の近くで食堂をやっていたが、今はこのカレーにかけている。皆さんに喜んでもらえるよう、全力でがんばりたい。」
話を聞くと応援したくなる。秩父に行ったら是非お立ち寄りください。そして、エレベーターでダム直下に降りて、ダムの堤体を下流から見上げるとハムかつが浮き上がって見えるはずですので、それもご確認ください。
(2014年11月28日、Jny)