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III 地域別主要耐久消費財の所有状況
(1)情報・通信関連耐久消費財
都道府県別にパソコンの所有数量をみると,神奈川県が1,203台(普及率77.4%)と最も多く,次いで東京都,福井県,滋賀県,愛知県,千葉県と続いており,関東及び近畿地方などで所有数量が多くなっている。一方,沖縄県が525台(同43.4%)で最も少なく,次いで長崎県,鹿児島県,高知県,熊本県,青森県と続いており,九州及び東北地方などで所有数量が少なくなっている。(図III-1)
所有数量の最も多い神奈川県と最も少ない沖縄県の所有数量の比率をみると2.3倍となっており,平成11年の2.6倍(神奈川県641台/沖縄県243台)に比べると縮小している。
図III-1 都道府県別1000世帯当たりパソコンの所有数量〜二人以上の世帯〜
図III-1 都道府県別1000世帯当たりパソコンの所有数量 〜二人以上の世帯〜
図III-1 都道府県別1000世帯当たりパソコンの所有数量 〜二人以上の世帯〜
また,携帯電話の所有数量をみると,福井県が2,061台(普及率86.9%)と最も多く,次いで滋賀県,奈良県,栃木県,茨城県,愛知県と続いている。一方,岩手県が1,510台(同77.5%)と最も少なく,次いで北海道,鹿児島県,宮崎県,沖縄県,山口県と続いている。
所有数量の最も多い福井県と最も少ない岩手県の所有数量の比率をみると1.4倍となっており,パソコンの2.3倍に比べると小さくなっている。(図III-2)
なお,携帯電話の所有数量を1世帯当たりの世帯人員で除した1000人当たりの所有数量でみると,神奈川県が606.7台と最も多く,次いで東京都,奈良県,埼玉県,栃木県,滋賀県と続いており,関東及び近畿地方などで所有数量が多くなっている。
図III-2 都道府県別1000世帯当たり携帯電話の所有数量〜二人以上の世帯〜
図III-2 都道府県別1000世帯当たり携帯電話の所有数量 〜二人以上の世帯〜
図III-2 都道府県別1000世帯当たり携帯電話の所有数量 〜二人以上の世帯〜
(参考) 都道府県別1000人当たり携帯電話の所有数量〜二人以上の世帯〜
(参考) 都道府県別1000人当たり携帯電話の所有数量 〜二人以上の世帯〜
(2)家庭用耐久財
都道府県別に食器洗い機の所有数量をみると,奈良県が301台(普及率30.0%)と最も多く,次いで愛媛県,広島県,和歌山県,山口県,香川県と続いており,近畿,中国及び四国地方などで所有数量が多くなっている。一方,岩手県が77台(同7.4%)と最も少なく,次いで青森県,福島県,沖縄県,山形県,秋田県と続いており,東北地方などで所有数量が少なくなっている。(図III-3)
図III-3 都道府県別1000世帯当たり食器洗い機の所有数量〜二人以上の世帯〜
図III-3 都道府県別1000世帯当たり食器洗い機の所有数量 〜二人以上の世帯〜
図III-3 都道府県別1000世帯当たり食器洗い機の所有数量 〜二人以上の世帯〜
また,ルームエアコンの所有数量をみると,徳島県が3,287台(普及率95.4%)と最も多く,次いで三重県,香川県,福井県,和歌山県,京都府と続いており,近畿及び四国地方などで所有数量が多くなっている。一方,北海道が187台(同15.1%)と最も少なく,次いで青森県,岩手県,長野県,宮城県,福島県と続いており,北海道及び東北地方などで所有数量が少なくなっている。(図III-4)
図III-4 都道府県別1000世帯当たりルームエアコンの所有数量〜二人以上の世帯〜
図III-4 都道府県別1000世帯当たりルームエアコンの所有数量 〜二人以上の世帯〜
図III-4 都道府県別1000世帯当たりルームエアコンの所有数量 〜二人以上の世帯〜
(3)自動車
都道府県別に自動車の所有数量をみると,福井県が2,119台(普及率95.2%)と最も多く,次いで群馬県,山形県,茨城県,長野県,富山県と続いており,北陸及び関東地方の北部などで所有数量が多くなっている。一方,東京都が743台(同63.9%)と最も少なく,次いで大阪府が912台(同73.4%),神奈川県が999台(同78.6%)と,この3都府県で1,000台を下回っている。以下,京都府,兵庫県,埼玉県と続いている。(図III-5)
図III-5 都道府県別1000世帯当たり自動車の所有数量〜二人以上の世帯〜
図III-5 都道府県別1000世帯当たり自動車の所有数量 〜二人以上の世帯〜
図III-5 都道府県別1000世帯当たり自動車の所有数量 〜二人以上の世帯〜
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