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  9. ダニ媒介脳炎

ダニ媒介脳炎

ダニ媒介脳炎は、ウイルスを保有するマダニに刺咬されることによって感染する疾患です。
ダニ媒介脳炎ウイルスはヨーロッパ亜型、シベリア亜型及び極東亜型に分類されます。
日本では1993年以降、北海道において発生が確認されています。

ダニ媒介脳炎とは

1 病原体

フラビウイルス科フラビウイルス属に分類されるダニ媒介脳炎ウイルス

2 感染経路

ヒトへの感染は主にマダニの刺咬によるが、ヤギの生乳の飲用によることもある。

3 潜伏期

感染後2〜28日(多くは7〜14日)

4 治療と診断

  • (1)臨床症状:
    ヨーロッパ亜型による感染では、そのほとんどが二相性の経過をたどります。
  • 第一相では発熱、頭痛、眼窩(がんか)痛、全身の関節痛や筋肉痛が1週間程度続き、解熱後2〜7日間は症状が消え、その後第二相には、痙攣(けいれん)、眩暈(めまい)、知覚異常、麻痺(まひ)などの中枢神経系症状を呈します。致死率は1〜2%、回復しても神経学的後遺症が10〜20%にみられるといわれています。
  • 極東亜型による感染では、ヨーロッパ亜型のような二相性の病状は呈しませんが、極東亜型に感染した場合、徐々に発症し、頭痛、発熱、悪心(おしん)、嘔吐(おうと)が見られ、さらに悪化すると精神錯乱、昏睡(こんすい)、痙攣および麻痺などの脳炎症状が出現することもあります。致死率は20%以上、生残者の30〜40%に神経学的後遺症がみられるといわれています。

  • シベリア亜型に感染した場合も徐々に発症しますが、その経過は極東亜型と比較して軽度であり、脳炎を発症しても麻痺を呈することはまれです。その致死率は6〜8%を超えることはないと報告されています。しかしながらシベリア亜型と進行型慢性ダニ媒介脳炎との関連が示唆されており、進行性慢性ダニ媒介脳炎では1年を超える長期の潜伏期間あるいは臨床経過をたどります。
  • (2)診断:血液、髄液から病原体の検出や病原体遺伝子の検出、特異的IgM抗体の検出あるいは急性期血清から回復期血清への特異的IgG抗体上昇の検出
  • (3)治療:対症療法

5 予防

  • 草の茂ったマダニの生息する場所に入る場合には、長袖、長ズボンを着用し、サンダルのような肌を露出するようなものは履かないことなど、マダニに刺されない予防措置を講じる。
  • リスク地域での居住や渡航、ダニの活動が活発な時期の野外活動など、個々の感染リスクに応じてダニ媒介脳炎ワクチンの接種を検討する。
  • 感染した反芻動物の乳汁中にウイルスが排出されるため、生乳、殺菌されていない乳製品の摂取を避ける。

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