Safety Initiatives安全への取り組み
保安防災体制
「安全の確保」に最大限の努力を傾け、あらゆる角度から万全の保安体制をとっています。
主な保全防災設備 Main disaster prevention system
二重構造のLNGタンク
LNGタンクは金属製二重殻構造で、内槽には超低温に強い9%ニッケル特殊鋼を採用しています。
また、二重殻の間には、パーライトという保冷剤と不燃性の窒素ガスが封入されています。
地震対策も万全
タンク一基あたり504本の基礎杭が地下18〜25メートルの岩盤まで打ち込まれ、地震などに耐える構造となっています。
各所に異常検知システム
タンク周辺にガス検知器、各建屋に自動火災感知器、基地内を常時監視するためのテレビ監視装置、
地震に備えて地震計などを設置。わずかな異常でも迅速に発見し、対処できる体制をとっています。
緊急時の防災体制
基地内の要所に高発泡設備、ウォーターカーテン、散水設備、粉末消火設備などを配備。自衛消防隊および共同防災隊による防災体制を敷き、万全を期しています。
九電グループ安全行動憲章
九電グループは、事業に関わるすべての人たちの安全を守り、その先にある安心と信頼につなげることを目指します。
このため、労働安全、設備保安の観点から、経営の基盤である安全を最優先する企業活動に向け、次の5つの行動を徹底します。
1.安全の創造と進化
新たに起こりうる危険に対しても安全対策を先取りし、現状に満足することなく安全を創造し続け、進化させる
2.声の反映と情報発信
安全取組みへの地域の皆さまの声の反映と積極的な情報発信に努める
3.風通しの良い環境づくり
安全について何でも語り合える、風通しの良い環境をつくる
4.自己研鑽
安全に関する知識・技能、地域や仲間への思いやりの心、立場を超えて勇気をもって行動する力を磨き続ける
5.DNAの伝承
安全を最優先する風土・文化を組織のDNAとして刻み込み、世代を超えてつなぎ続ける