贅沢なキャンプ体験、グランピングが旬
2013年08月13日 up
ワイオミングの大自然を感じながらのティーピー体験はいかが?© glampinghub.com
6月中旬から突入したアメリカの長い夏休み。その間、親は子供を楽しませる策をいろいろと考えるのですが、夏のお楽しみの定番と言えばキャンプでしょう。
湖畔のキャンプサイトにテントを張り、キャンピングバーナーで料理。朝は鳥や動物の鳴き声に耳を傾けながらコーヒーを味わう。渋滞や喧騒を離れた自然体験に子供も大人も癒されて...と行きたいところですが、固い地面の上で寝るよりはふかふかのベッド、テントよりは空調の整ったホテルの部屋、シャワーもきちんと浴びてすっきりしたいというのが大人の本音。
ホテルと比べても遜色ない、タイのツリーハウスの部屋© glampinghub.com
そんなホテル並みの快適さをキャンプに取り入れた「グランピング」が、最近注目を浴びているようです。グランピングとはglamorous campingの略で、ラグジュアリー・キャンピング(贅沢なキャンプ)、コンフィー・キャンピング(快適なキャンプ)といった言葉も同義で使われています。
宿泊施設は多彩で、中央アジアの遊牧民の居所として使われる円形テント「ユルト」やアメリカ原住民が使用する「ティーピー」、キャンピングカーから立派なキャンビン、木の上のツリーハウスなど、好みで選ぶことができます。
たとえば、グランピングのサーチウェブサイトGlampinghub.com(http://glampinghub.com/)では、アメリカのみならず、世界各国のグランピングサイトを検索できます。個人的にはノルウェーのユルトに興味を持ちましたが、サイト上では料金と予約可能日の検索のみが可能で、質問や予約は実際の滞在先とやり取りします(コミュニケーションは英語か現地の言葉)。
「この夏、特にアメリカ西海岸で人気があったのは、ツリーハウスでした」とGlampinghub.comの創始者のデビットさん。彼はグランピングの魅力を「テントを張ったりキャンプ道具を持っていったりという面倒がない上に、極上の快適さをアウトドアで体験できること」と考えているそうです。
「普通の建物に泊まるより、ユルトやツリーハウスに泊まるほうが特別な体験になるよね」とGlampinghub.comの創始者のデビットさん。写真はアメリカ・オレゴン州にあるツリーハウス© glampinghub.com
キャンプと言えばテントでという固定観念を覆すグランピング。キャンプはしたいけれど小さい子がいて面倒という人たちや、ちょっと贅沢したいキャンパーたちにはよい選択肢だと思います。アメリカ経済の回復と共に人気も増してくるのではないでしょうか。
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タグ:キャンプ, グランピング, glamping, glampinghub.com
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1 - Comments
いとうより:
2013 年 08 月 13 日 14:55:48
初めまして、いとうです。
「グランピング」という言葉があるんですね。
写真に記載されていた「glampinghub.com」のサイトを見ましたが、
確かに経済の回復と共にはやりそうな感じですね。
日本でも、南の島などでいいかもしれません。
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