獣医ブログ
2025年06月21日
はじめまして
みなさま、はじめまして。
この春から東武動物公園で勤務しております、新人獣医師です。
獣医師として働き始めてまだ日が浅く、毎日が新しい発見と学びの連続です。
先輩方のご指導をいただきながら、動物たちの健康を守るために、一歩ずつ成長していけるよう努めています。
動物園の獣医師の仕事は、治療だけでなく、日々の観察や健康チェック、そして病気の予防も重要な役割です。
「少し元気がないかも」「食欲に変化があるかも」といった小さなサインにも敏感に気づけるよう、日々動物たちと真剣に向き合っています。
最近は、飼育作業のお手伝いも少しさせていただいています。主にお世話しているのは、病気やけがで一時的にバックヤードで暮らしているサルたちです。中でもリスザルはとても人懐っこく、近づくと可愛い声で鳴きながら寄ってきてくれて、毎日とても癒されています。
まだまだ未熟なところもありますが、あたたかく見守っていただけましたら幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。
この春から東武動物公園で勤務しております、新人獣医師です。
獣医師として働き始めてまだ日が浅く、毎日が新しい発見と学びの連続です。
先輩方のご指導をいただきながら、動物たちの健康を守るために、一歩ずつ成長していけるよう努めています。
動物園の獣医師の仕事は、治療だけでなく、日々の観察や健康チェック、そして病気の予防も重要な役割です。
「少し元気がないかも」「食欲に変化があるかも」といった小さなサインにも敏感に気づけるよう、日々動物たちと真剣に向き合っています。
最近は、飼育作業のお手伝いも少しさせていただいています。主にお世話しているのは、病気やけがで一時的にバックヤードで暮らしているサルたちです。中でもリスザルはとても人懐っこく、近づくと可愛い声で鳴きながら寄ってきてくれて、毎日とても癒されています。
[画像:ブログ写真]
まだまだ未熟なところもありますが、あたたかく見守っていただけましたら幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。
2023年04月17日
獣医業務
みなさんこんにちは!じーまです。
春真っ盛りで日中なら半袖でも平気な日も増えてきましたね。
今回は獣医業務のお話をします。
4月のはじめに園内の動物たちに定期駆虫を行いました。
定期駆虫とは、ダニやフィラリア、おなかの中の虫といった寄生虫を定期的にお薬で駆除することです。寄生虫の種類や程度によってはなかなか症状が出ないこともあり、そのままにしていると同居動物たちまで感染が広がってしまう恐れがあります。
動物たちのうんちを顕微鏡で見てみると、消化管寄生虫の虫卵が見つかることがあります。
レモンみたいな形をしているのが鞭虫という寄生虫の卵です。
線虫卵です。
動物園では、お薬の種類や量も動物の種類によって異なります。粉薬や錠剤、注射などその動物の大きさや採食スタイルに合わせて投薬します。
動物たちは具合が悪くなるとご飯を食べなくなり投薬も難しくなってきます。
「病気になる前に予防する」
動物園ではとっても大事なことです。
春真っ盛りで日中なら半袖でも平気な日も増えてきましたね。
今回は獣医業務のお話をします。
4月のはじめに園内の動物たちに定期駆虫を行いました。
定期駆虫とは、ダニやフィラリア、おなかの中の虫といった寄生虫を定期的にお薬で駆除することです。寄生虫の種類や程度によってはなかなか症状が出ないこともあり、そのままにしていると同居動物たちまで感染が広がってしまう恐れがあります。
動物たちのうんちを顕微鏡で見てみると、消化管寄生虫の虫卵が見つかることがあります。
レモンみたいな形をしているのが鞭虫という寄生虫の卵です。
線虫卵です。
動物園では、お薬の種類や量も動物の種類によって異なります。粉薬や錠剤、注射などその動物の大きさや採食スタイルに合わせて投薬します。
動物たちは具合が悪くなるとご飯を食べなくなり投薬も難しくなってきます。
「病気になる前に予防する」
動物園ではとっても大事なことです。