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2023年04月17日

獣医業務

みなさんこんにちは!じーまです。
春真っ盛りで日中なら半袖でも平気な日も増えてきましたね。
今回は獣医業務のお話をします。

4月のはじめに園内の動物たちに定期駆虫を行いました。
定期駆虫とは、ダニやフィラリア、おなかの中の虫といった寄生虫を定期的にお薬で駆除することです。寄生虫の種類や程度によってはなかなか症状が出ないこともあり、そのままにしていると同居動物たちまで感染が広がってしまう恐れがあります。

動物たちのうんちを顕微鏡で見てみると、消化管寄生虫の虫卵が見つかることがあります。
レモンみたいな形をしているのが鞭虫という寄生虫の卵です。


線虫卵です。



動物園では、お薬の種類や量も動物の種類によって異なります。粉薬や錠剤、注射などその動物の大きさや採食スタイルに合わせて投薬します。



動物たちは具合が悪くなるとご飯を食べなくなり投薬も難しくなってきます。
「病気になる前に予防する」
動物園ではとっても大事なことです。


tobutobu1 at 10:00│Comments(0)│ [フレーム] │獣医ブログ

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