2025年10月
2025年10月24日
ポニーライド10月のイベントは・・・
こんにちは!さんたくです。
今回のブログは、ポニーライドについてです。
今月10月のイベントは前回お伝えした通りハロウィンです!
ということでポニーライドのフォトスポットがハロウィン仕様に変身しました〜
前回モザイクがかかっていましたが今回初お披露目です〜
ポニーライドのフォトスポットがハロウィンの飾り付けでにぎやかに彩られています!
ジャック・オー・ランタンや骸骨、そして元々設置されている大きなサボテンには秋らしいリースが飾られ、ハロウィンの雰囲気を存分に楽しめるスポットとなっています。
ポニーライドの営業終了後、暗くなるとライトアップも行われ、昼間とはまた違った幻想的な雰囲気をお楽しみいただけます。
ポニーには乗れませんが、ライトアップされたフォトスポットにもぜひお立ち寄りください!
ハロウィン仕様のフォトスポットは期間限定です。是非この機会に記念撮影を撮ってみませんか。
皆さまのご来園を心よりお待ちしております。
今回のブログは、ポニーライドについてです。
今月10月のイベントは前回お伝えした通りハロウィンです!
ということでポニーライドのフォトスポットがハロウィン仕様に変身しました〜
[画像:朝焼け]
前回モザイクがかかっていましたが今回初お披露目です〜
ポニーライドのフォトスポットがハロウィンの飾り付けでにぎやかに彩られています!
ジャック・オー・ランタンや骸骨、そして元々設置されている大きなサボテンには秋らしいリースが飾られ、ハロウィンの雰囲気を存分に楽しめるスポットとなっています。
[画像:夕焼け]
ポニーライドの営業終了後、暗くなるとライトアップも行われ、昼間とはまた違った幻想的な雰囲気をお楽しみいただけます。
ポニーには乗れませんが、ライトアップされたフォトスポットにもぜひお立ち寄りください!
ハロウィン仕様のフォトスポットは期間限定です。是非この機会に記念撮影を撮ってみませんか。
皆さまのご来園を心よりお待ちしております。
2025年10月11日
Zoo Academy @東武動物公園〜日曜公開講座〜
毎月第4日曜日に開催している「Zoo Academy @東武動物公園〜日曜公開講座〜」はご存じですか?
先月のZoo Academyでは、「シタツンガの人工哺育の1事例について」お話しさせていただきました。
かっさーです。
ご覧いただいた方もいらっしゃるかと思いますが、マイナーな動物であるシタツンガについてもっと多くの方に知っていただけたら嬉しいのでどんなお話しだったか簡単にご紹介します。
本題に入る前にまずはシタツンガとはどんな動物かクイズです。
シタツンガはアフリカの水辺に生息している動物なのですが何の仲間でしょうか?
1シカ 2ウシ 3イヌ
正解は、、、
2ウシの仲間!!!
よくシカと間違えられますが、ウシ科の動物なのです。
違いと見分け方はというと角!
↓
角鞘はすぽっと外れます!
ではもう一問、シタツンガは水辺で生息するために特徴的な蹄を持っています。
次のうちどれでしょうか?
正解は、、、
沼地でも沈まないようにシタツンガは他の動物より幅広く長い蹄をもっています。
興味を持ってもらえるよう、こんな感じでシタツンガについてお話をしてから本題へ移りました。皆さんは正解しましたか?
さて、本題に入りますが、対象個体は、サーナ♀は(2024年3月17日生まれ)、出産当日、母獣からの授乳がなくなり活力低下により人工哺育に切り替えました。
多い日は1日5回の哺乳を行い徐々に回数や量を減らしていきます。サーナの場合、ミルクを自発的に飲むことが少なく口に入れてもほとんど溢れてしまう状態でした。
ミルクの濃度の変更や粉を舐めさせ味を覚えさせるなどしましたが上手くいかず、乳首の穴の大きさを変更したことで上手に飲めるようになりました。穴が大きくミルクが多く出てきてしまい、飲みづらさが原因だったようです。
それ以降慣れると、哺乳欲は上がり、体重の伸びが安定してきた頃にバックヤードからシタツンガ舎のパドックへ移動し、群れ個体との同居を少しずつ行い、放飼場にデビューし群れの一員となりました。
その後、哺乳量や体重、外の気温などサーナの状態を判断し生後5ヶ月ほどで離乳となりました。ちなみに体重は、約3kgから13kgまで成長しました。
今も元気に成長中で、今年生まれの「ガーナ」とよく一緒に行動しているようです。
ざっくりですが、こんな感じの内容をお話しさせていただきました。また、今回は人工哺育についてでしたが、他にも動物園での様々な取り組みを飼育係がまとめ、皆様の前や各園館が集まる会議などで発表しています。難しい内容の時もありますが、動物園でどんな事に取り組んでいるか知るチャンスでもありますので、興味のある方はぜひ、Zoo Academy に参加してみてください!それからシタツンガにも会いに来てくださいね!
ちなみに今回は発表の後にお客様にシタツンガの頭骨や角を触って近くで観察してもらいました。角の仕組みについて驚かれる方も多く、少しでも新しい発見や学びに繋がったのではと思うので良かったです!
先月のZoo Academyでは、「シタツンガの人工哺育の1事例について」お話しさせていただきました。
かっさーです。
ご覧いただいた方もいらっしゃるかと思いますが、マイナーな動物であるシタツンガについてもっと多くの方に知っていただけたら嬉しいのでどんなお話しだったか簡単にご紹介します。
本題に入る前にまずはシタツンガとはどんな動物かクイズです。
シタツンガはアフリカの水辺に生息している動物なのですが何の仲間でしょうか?
1シカ 2ウシ 3イヌ
正解は、、、
2ウシの仲間!!!
よくシカと間違えられますが、ウシ科の動物なのです。
違いと見分け方はというと角!
↓
[画像1]
[画像2]
角鞘はすぽっと外れます!
ではもう一問、シタツンガは水辺で生息するために特徴的な蹄を持っています。
次のうちどれでしょうか?
[画像3]
正解は、、、
[画像4]
沼地でも沈まないようにシタツンガは他の動物より幅広く長い蹄をもっています。
興味を持ってもらえるよう、こんな感じでシタツンガについてお話をしてから本題へ移りました。皆さんは正解しましたか?
さて、本題に入りますが、対象個体は、サーナ♀は(2024年3月17日生まれ)、出産当日、母獣からの授乳がなくなり活力低下により人工哺育に切り替えました。
多い日は1日5回の哺乳を行い徐々に回数や量を減らしていきます。サーナの場合、ミルクを自発的に飲むことが少なく口に入れてもほとんど溢れてしまう状態でした。
ミルクの濃度の変更や粉を舐めさせ味を覚えさせるなどしましたが上手くいかず、乳首の穴の大きさを変更したことで上手に飲めるようになりました。穴が大きくミルクが多く出てきてしまい、飲みづらさが原因だったようです。
[画像5]
[画像6]
[画像7]
それ以降慣れると、哺乳欲は上がり、体重の伸びが安定してきた頃にバックヤードからシタツンガ舎のパドックへ移動し、群れ個体との同居を少しずつ行い、放飼場にデビューし群れの一員となりました。
その後、哺乳量や体重、外の気温などサーナの状態を判断し生後5ヶ月ほどで離乳となりました。ちなみに体重は、約3kgから13kgまで成長しました。
今も元気に成長中で、今年生まれの「ガーナ」とよく一緒に行動しているようです。
[画像8]
ざっくりですが、こんな感じの内容をお話しさせていただきました。また、今回は人工哺育についてでしたが、他にも動物園での様々な取り組みを飼育係がまとめ、皆様の前や各園館が集まる会議などで発表しています。難しい内容の時もありますが、動物園でどんな事に取り組んでいるか知るチャンスでもありますので、興味のある方はぜひ、Zoo Academy に参加してみてください!それからシタツンガにも会いに来てくださいね!
ちなみに今回は発表の後にお客様にシタツンガの頭骨や角を触って近くで観察してもらいました。角の仕組みについて驚かれる方も多く、少しでも新しい発見や学びに繋がったのではと思うので良かったです!
2025年10月04日
ラマのご紹介
こんにちは!リバームです!
突然ですが皆さんはラマと聞いて何を思い浮かべますか?
アルパカに似てる。
唾を飛ばす。
などいろいろありますよね。
今回はそんなラマについてお話したいと思います!
ラマはラクダ科ラマ属に分類される動物です。コブのないラクダと表現されることもあります。ラクダと同じく乾燥した地域に適応した体をしており、砂から目や耳を保護するため長いまつげと耳の毛を持っています。顔のアップで見るとよく似ているのが分かりますね!
家畜として古くから人間に飼われており、荷物の運搬や毛や皮の利用、また糞に食物繊維を多く含むことから地域によっては木材代わりの燃料としても使うことがあります!
さて、ラマと言えば唾吐きですが、実はこの唾は厳密には口の中の唾液だけでなく胃の内容物が混ざったものなのです。ラマは反芻動物といい植物を消化するために一度飲み込んだ草を口に戻して咀嚼し、また飲み込むという食べ方をします。そのため相手に対してより匂いの強い胃の内容物を意識して吐き出すことができるのです!
東武動物公園にはユズとイヨカンという2頭のラマが暮らしています。展示場ではご飯を食べたり、日光浴をして気持ちよさそうに寝ていることもあるので、東武動物公園へ遊びに来た時にはぜひ会いに来てくださいね!
突然ですが皆さんはラマと聞いて何を思い浮かべますか?
アルパカに似てる。
唾を飛ばす。
などいろいろありますよね。
今回はそんなラマについてお話したいと思います!
ラマはラクダ科ラマ属に分類される動物です。コブのないラクダと表現されることもあります。ラクダと同じく乾燥した地域に適応した体をしており、砂から目や耳を保護するため長いまつげと耳の毛を持っています。顔のアップで見るとよく似ているのが分かりますね!
[写真1]
家畜として古くから人間に飼われており、荷物の運搬や毛や皮の利用、また糞に食物繊維を多く含むことから地域によっては木材代わりの燃料としても使うことがあります!
さて、ラマと言えば唾吐きですが、実はこの唾は厳密には口の中の唾液だけでなく胃の内容物が混ざったものなのです。ラマは反芻動物といい植物を消化するために一度飲み込んだ草を口に戻して咀嚼し、また飲み込むという食べ方をします。そのため相手に対してより匂いの強い胃の内容物を意識して吐き出すことができるのです!
東武動物公園にはユズとイヨカンという2頭のラマが暮らしています。展示場ではご飯を食べたり、日光浴をして気持ちよさそうに寝ていることもあるので、東武動物公園へ遊びに来た時にはぜひ会いに来てくださいね!
[写真2]
