2022年08月03日
動物福祉教育普及委員会
こんにちは!今回は動物福祉教育普及委員会から投稿です。
まず先日投稿した内容と順番が前後してしまいました...すみません!
前々回のブログの振り返りとして...当園では動物福祉に対する姿勢や福祉状態の評価方法が統一されていないため、飼育係の取り組み方にそれぞれバラつきが出てしまうことについて触れました。そこで当園の飼育係が動物福祉(アニマルウェルフェア)について理解するため、動物福祉教育普及委員会を設立し、セミナーの受講や動物園研究会※(注記)にて講義を行い理解を深め、また実践的なワークショップを開催し経験を積みながら勉強しています。
※(注記)動物園研究会...当園の飼育係を対象に月に1度開催されており、動物の繁殖経過報告や感染症対策、セミナー聴講報告などを発表し飼育技術知識の習得を目指しています。
今回は2021年5月に実施した 第1回 動物福祉ワークショップ についてお伝えしていきます!第1回ということで動物福祉に関して評価することを身につける為、また当園の評価基準を動物園全体で統一し理解する為、新たに作成した動物福祉状態評価シートを用いて獣舎及び動物の福祉状態をチェックしました。さらに、福祉状態をチェックするだけではなく"客観的"に評価し問題点を抽出できる力を付けることも狙いの一つです。
実施内容は
1委員会が選定した獣舎・動物種に飼育係をランダムに振り分ける
2振り分けられた各グループで実際に獣舎や動物の福祉状態を評価する
3各グループで評価内容をディスカッションし、問題点を抽出・改善案を考える
4各グループで出た意見をまとめ発表する
グループの発表後には参加者全員にアンケートを記入してもらいました。アンケート結果にはワークショップの実施について全員が賛成し、ワークショップ終了後の各担当動物や獣舎に対して自主的に評価を行えると思う回答が多かった一方、事前に獣舎や動物のことを学んで取り組んだ方が良い、全体的に時間が足りなかったため長時間・数日かけて取り組みたいといった意見がありました。これらをもとに、グループごとに実施期間を分けスケジュールをたてる・効果を感じやすい実践的な内容(アイテムの作製・動物の行動観察など)で実施することを次のワークショップの課題としました。
また次の投稿で、2021年9月に実施した 第2回 動物福祉ワークショップについてお伝えします!今度は実践的な内容ですので、運営する委員会側もどんなアイデアが出るのかワクワクしました(・U・) おたのしみに!
まず先日投稿した内容と順番が前後してしまいました...すみません!
前々回のブログの振り返りとして...当園では動物福祉に対する姿勢や福祉状態の評価方法が統一されていないため、飼育係の取り組み方にそれぞれバラつきが出てしまうことについて触れました。そこで当園の飼育係が動物福祉(アニマルウェルフェア)について理解するため、動物福祉教育普及委員会を設立し、セミナーの受講や動物園研究会※(注記)にて講義を行い理解を深め、また実践的なワークショップを開催し経験を積みながら勉強しています。
※(注記)動物園研究会...当園の飼育係を対象に月に1度開催されており、動物の繁殖経過報告や感染症対策、セミナー聴講報告などを発表し飼育技術知識の習得を目指しています。
今回は2021年5月に実施した 第1回 動物福祉ワークショップ についてお伝えしていきます!第1回ということで動物福祉に関して評価することを身につける為、また当園の評価基準を動物園全体で統一し理解する為、新たに作成した動物福祉状態評価シートを用いて獣舎及び動物の福祉状態をチェックしました。さらに、福祉状態をチェックするだけではなく"客観的"に評価し問題点を抽出できる力を付けることも狙いの一つです。
実施内容は
1委員会が選定した獣舎・動物種に飼育係をランダムに振り分ける
2振り分けられた各グループで実際に獣舎や動物の福祉状態を評価する
3各グループで評価内容をディスカッションし、問題点を抽出・改善案を考える
4各グループで出た意見をまとめ発表する
グループの発表後には参加者全員にアンケートを記入してもらいました。アンケート結果にはワークショップの実施について全員が賛成し、ワークショップ終了後の各担当動物や獣舎に対して自主的に評価を行えると思う回答が多かった一方、事前に獣舎や動物のことを学んで取り組んだ方が良い、全体的に時間が足りなかったため長時間・数日かけて取り組みたいといった意見がありました。これらをもとに、グループごとに実施期間を分けスケジュールをたてる・効果を感じやすい実践的な内容(アイテムの作製・動物の行動観察など)で実施することを次のワークショップの課題としました。
また次の投稿で、2021年9月に実施した 第2回 動物福祉ワークショップについてお伝えします!今度は実践的な内容ですので、運営する委員会側もどんなアイデアが出るのかワクワクしました(・U・) おたのしみに!