赤い皇帝、M.シューマッハ。
マッサ負傷(痛そうでした)の代打として、なんとあの男が帰って来るとは! ちょっとビックリです。
今シーズンはテスト禁止のルールゆえ復帰には困難が伴うでしょうが、そこは世界王者を7回獲得した男、次戦のヨーロッパGP(バレンシア)までは時間がありますし、キッチリ仕上げてくるはずです。
昨年までと異なる「スリックタイヤ」、「KERS」、「可動フロントウイング」などの現役時代から大きく変貌したマシンを彼がどのように操るのか興味津々ですし、同じマシンに乗るライコネン、絶好調のヴェッテル、ポイントリーダーのバトン、そして前戦でポールポジション獲得したアロンソなどなど、現役メンバーとの対決は盛り上がること間違いなし!
そこで、何はともあれ「がんばれ!フェラーリ!」ということで。 「レッドライン」の各モデルをご紹介。
まずは「248F1」。 優勝は、ミシュラン勢がリタイアしたアメリカGPのみだったという屈辱的な2005年から復活すべく開発されたマシン。
伸びやかなデザインが美しいマシンです。
ネーミングは2.4リットル、V8から付けられたもの。特徴的だったフロントウイングの形状を変更し、ディフューザー等のエアロパーツの一新によりダウンフォースを上げる方向で開発されました。
開幕戦でいきなりポールポジションを獲得し、復活の狼煙を上げるものの、その後低迷。 しかしシーズン中盤でアメリカGP、フランスGP、ドイツGPとM.シューマッハが3連勝しチャンピオン争いが激化。
その後、イタリアGPで優勝した後の記者会見でM.シューマッハはシーズン終了後の引退を発表。この時点で「248F1」は皇帝、シューマッハが最後に乗るF1マシンとなる筈でした。
シーズン終盤に日本GPでまさかのリタイアを喫し、シリーズチャンピオン獲得が困難となるが、最終戦のブラジルGPで最後尾から鬼気迫る走りで4位に入賞。 「248F1」は全てのF1ファンに強烈な印象を残す事となりました。
ノーズのデカール類の細かさ、シートベルトのリアルさに注目。 ホイールはなんとアルミの削り出し!
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このモデルは、KB特注の日本GP仕様。 実際にサーキットでご覧になった方も多いのではないでしょうか。 現在のメタリックカラーもいいですが、当時の鮮やかな赤もフェラーリらしいですね。 1/24ですから、ディテールの表現も充実してます。 税抜き22,000円です。
「F2008」の日本GPモデルは、つい先日デリバリーされたばかりのホットなモデル、今シーズンのシンプルなマシンもカッコいいですが、昨年までの空力パーツ満載の複雑なデザインもジックリお楽しみください。 それぞれ税抜き13,000円.
ライコネンのクールさもステキですが、マッサの熱さも魅力的ですね。 お早いお帰りをお待ち申し上げます。